孤独の意味も、女であることの味わいも

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 171
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103522522

作品紹介・あらすじ

女であることは、強さと矛盾しない。知性は感性を殺さない。本を偏愛した少女時代。
学校生活での疎外は暴力へ。夫との出会い、最愛のわが子を喪う経験、母親から再び
女性になるということ。どんなことがあっても救えない子はいない。正解のない試行
錯誤そのままに、気鋭の国際政治学者が、長年抱いてきた葛藤を初めて語る。

感想・レビュー・書評

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  • 彼女の佇まいや凛とした美しさは、まさに彼女の生きてきた道筋なのだなぁ、と思った。
    ここまで自分をさらけ出して描くのには、相当の覚悟がいただろうけれど、やはりそれは、彼女がイマを生きているからこそ、の足跡なのだろう。
    不器用で純粋な人。

  • 非常によかった。
    三浦さんの周りの方との関わり方、とくに旦那さんと、娘さんとの関わり方について、自分も近々母になり何かに迷ったときの一つの選択肢として覚えておこう、と思った。
    過去の多くの辛いと思われる出来事について、この手の話って、悲劇のヒロインになりがちだと思うのだけど、そういう感じが一切なく、辛かったんだろうなとは思いつつも感情移入しすぎることなく読める点もよい。
    人は大なり小なり辛いことあると思うけど、私も大なりのほうで、いろいろあった人生なので、三浦さんのように有名人になったら、私の半生こんなでしたって語ってみようと思う。そんなことを想像して楽しんだ。(有名人になる予定は全くないけれど。)

  • 生きることの素晴らしさを教えてくれる。
    そんな本。
    娘さんへの贈り物、なのかな?

  • 多様で無原則になりがちな今だからこそ読む価値のある本。自由からも社会からも逃走しないスッキリとした人生観が貫かれている。
    あったこととの向き合い、「いま」大事なもの、そういったものがしっかり感じられる。
    ボリュームも直接著者を知らない他者が傾聴するには丁度いい位だと思います。

  • 「女性性」や「女性らしさ」について。

  • 共感出来る部分が多々あった。

    性被害にあっても口に出せない人はかなり多いとおもう。
    それがまた性犯罪者をのさばらせてしまうのだと思うしので、被害にあったことを口に出して言える人は本当に偉い。

    性犯罪は本当に悪質であり、絶対に許してはいけない。

  • ヤフー!ニュースのインタビュー記事を読み、とてもフラットに語る人だなと思い、購入。人となりを全く知らないことで、偏見なく読めたと思う。三浦瑠麗さんの自伝。
    そんなに年齢も離れていないので、語られる物事に対する感覚は隔絶していない。家庭で、学校で、恋人に、都度感じてきた様々な孤独。「女である」という意識。起きた事件。ふれあってきた人々。亡くした子供。影響を受け、与え、作り続けていく自己。周囲の評価や意見に自己を預けずに、自らを定義して責任を負う姿勢は、見習いたい。
    わかり会えない絶望を重ねても、それでも人を愛することをやめない。それでも人生は生きるに値う。
    そうですね。そうして生きたいと私も思う。

  • 自身の過去を語りながら、その経験や社会、自分と向き合う、脆くて力強い自伝、エッセイ。女性の生き方を語っているが、男性の自立や女性や他者と向き合う姿勢を考えさせられる。肩書きやステレオタイプな社会からの定義を外して、好きなひと、そうでない人と付き合えたら面白いだろうなと思った。

  • 2019/06/03リクエスト

  • 2019年6月1日読了。

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著者プロフィール

三浦瑠麗(みうら るり)
1980年神奈川県生まれの研究者。専門は国際政治。現在、東京大学政策ビジョン研究センター講師。東京大学農学部を経て、東京大学公共政策大学院修了、東京大学大学院法学政治学研究科修了。博士(法学)。主な著書に『シビリアンの戦争』(岩波書店)、『日本に絶望している人のための政治入門』(文春新書)、『「トランプ時代」の新世界秩序』(潮新書)。2019年5月17日、自伝的作品『孤独の意味も、女であることの味わいも』(新潮社)を刊行。

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