海辺のカフカ〈下〉

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3827
レビュー : 317
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534143

感想・レビュー・書評

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  • 結局なんだったんだろう。
    不思議な世界観に難解な内容に掴みきれない文章。
    全てに意味があるようでないようなメタファーの世界。
    ナカタさんとホシノ青年の微妙な距離感が心地よかった。
    奇天烈なキャラが多くて、大島さんの印象が薄くなっちゃったけど。
    でも、やっぱり大島さんがいちばん好きだな。

  • なぜだか数カ月前から「海辺のカフカ」をとても読みたい衝動に駆られていた。どうしてもこらえきれなくなり読むよむヨム。
    村上春樹の本は全部何回も読みなおしているが、ここ最近、何度も読み返しているのは「海辺のカフカ」が多い。きっと、ジブリで言うところの「魔女の宅配便」と同じで、村上春樹の作品の中では、一応ストーリーの終わりがあり、主人公が新しい選択をして次に進む形で物語が完結するからだと思う
    ただ、何度も読んでいる割には、語られている伏線的ストーリーを覚えておらず、自分の読書力と記憶力にとほほな気分になったけど、逆を言えば、新しい気持ちで何度も本を読めるということは、とてもコストパフォーマンスがいいということなので、それはそれでいいかという気分になりました。
    とりあえず、発作は収まりましたが、物語の中に浸りたい渇望感は、自分の体の中に残っています。

  • ミステリアスな登場人物が多い中、ナカタさんとホシノさんの対話は読んでいて心が温まるものだった。

    村上春樹の作品をあまり読んだことがないので、彼がどういった思想を持ち、彼はどういう作風をもつのかどうかは、不勉強のため知らないが、少なくともこの『海辺のカフカ』では、彼の文章表現は難解で、細かいものだった。

    主人公・田村カフカが、自分の運命とどう向き合い、どう折り合いをつけて、その後の人生をどう生きて行くのかが非常に気になり、その答えを知るために、むさぼるようにただただ最後まで読んだ、という感じだった。

    読後感は悪くはないが、謎の部分もいくらか残されており、あとは時間をかけてその解釈をしていくしかないな、と思った。
    でも、悪い評価をしているわけではない。

    一言で感想を述べるには、あまりに難しく、形容する言葉がうかばない本である。

  • どう解釈していいかわからない所もあるけれども、読後感はスッキリとしている。構成も語り口も好きだった。作者の考えや問題意識にとても共感する

  • なんとも言えない不思議な後読感。
    中盤までは面白く引き込まれた。
    後半は読んでて何か疲れた。
    いつか再読したら違うものを感じるのかな?

  • ナカタとカフカの二人の主人公が無意識の内に同じ場所にたどり着く話し、お互い実際に会うシーンはないのですが、二人の周りに居る人たちがドンドン事件に巻き込まれていきます。
    上よりすこしダラけてしまい読むのに、時間がかかりました。内容自体は最後すこし分かりにくい形で終わるのですが、僕は読み終わった後スッキリしたので良かったと思っています。

  • 難しい。面白い、とか、面白くないとか定義出来ない。

    読む年齢、読む空間、読む精神状態によって捉え方が全く違うと感じるのではないかと思う。

    たぶん、また読む。
    違う世界が見えてくると断言出来るから。

  • 何回目かの読了。
    読む場所と時期、年齢によって、全くもって読後感が違う。
    特にこの作品は振れ幅が大きい。
    以前の感想では15歳でRadioheadのKIDAを聞くなんて暗すぎるって思ったけど、今思うのは確かに15歳というのはいろんな道を必死で模索していたなというのを思い浮かべられる。
    深い森という場所がどういうものかというのも少し深く考えれるようになった気がする。

    自分の影はきちんと全て出ているだろうか。

  • 主人公以外のキャラクターは好き。
    話は微妙。

  • なんか、意味がわからなくなってきました。不思議すぎて。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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