海辺のカフカ〈下〉

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3827
レビュー : 317
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534143

感想・レビュー・書評

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  • 私の知らない思春期の彼が感じた激情に、あるいはその感情を向けられた相手に、嫉妬した。

  • 最終的にネジレタ運命が元に戻った。
    っていうことか?

    主人公の家出少年がもがいている章よりも
    奇天烈な出来事が起き続けるナカタさんの
    章の方が面白かった。

    何というか、全体的に謎だらけで
    意味もよく分らない事が多々あったが、
    妙に説得力があった。

  • 難しいがなんとなく全体は分かるように材料は用意してくれている。ような気がする。

  • ナカタさんとカフカ少年の話は少しずつ近づいていく

    カフカ少年は世界で一番タフな少年になれるのか?

    最後まで結局わからない謎もあったけども、気づけばストーリーに引き込まれていた

    個人的に村上春樹の中で一番好きな作品

  • カフカ少年の内的な迷宮への旅、下巻。

    p218.つまり迷宮というものの原理は君自身の内側にある。そしてそれは君の外側にある迷宮性と呼応している

    ナカタさんホシノくんサイドと、
    甲村記念図書館サイドがリンクし、
    物語はひとつとなって終わりへむかいます。

    性的な描写も多いですが、全体としてメタファーだのなんだの理屈っぽい引用も多いので、とくに気にならない。
    緩急、と表現していいのかわからないけど、ナカタさんサイドとの対比が効いてて、読みやすい。

    行って帰る物語。

    p160.人には戻ることのできる場所みたいなものが必要なんです。

    カフカくんは居場所を見つけられるのでしょうか…

    そして毎回思う、村上さんってロマンチストだーー笑

    追記
    舞台化されてたんですねーー!
    いや、観たくはないかもしれない…
    けど、カフカくんが柳楽優弥くんとは。はまり役。

  • 本はおもしろい2011

  • メタファー!!
    この作品において、「メタファーの世界」は「現実の世界」と同等の価値を持つ。文字で描写され、読者の脳裏に結像されれば、全てが同等に意味のあること。
    とは言え答えを見い出したくなるもの。
    この作品はちょっと難解すぎる。

  • 〈内容〉15歳の誕生日、少年は夜行バスに乗り、家を出た。一方、猫探しの老人・ナカタさんも、なにかに引き寄せられるように西へと向かう。暴力と喪失の影の谷を抜け、世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて。

  • 途中から、読むのがしんどくなって、流し読み。やはり自分には村上作品は向かないのだなと実感。でも、ナカタさんの存在は、空っぽなんかじゃなく、ホシノさんに変化をもたらしたのだ。ナカタさんは、読みかきできなくても、関わるものや人に彩りを与えていたのだろうなぁ。

  • 過去の自分から未来の自分に向けての、カフカくんと星野さんの精神的な変化が読み取れて成長していく姿が心に残った。

    ナカタさん、佐伯さんの死は必要だったのだろう。

    しかし、村上春樹さんの作品は自分には、テンポ良く読めるのですが、色々と謎を残したままで・・・、自分で色々解釈をつけていかなければ・・・。

    まだまだ、勉強不足・・・(>_<)。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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