1Q84 BOOK 1

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 22220
レビュー : 2197
  • Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534228

感想・レビュー・書評

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  • 3→2→1の順に読んだ。青豆、天吾の人物像がわかり、すべてつながった。
    1Q84の意味も。。。

  • 出版に際してこれだけ世間が話題沸騰する純文学なんて村上春樹くらいだろう。
    まずはこの事実(芸術性と世俗性を両立させてる)だけですごいと思う。
    ただ、何となく従来の村上作品に見られる得体のしれない怖さとか冷たさみたいなのが今作では薄まってるように感じた。
    わざとだろうか?
    これが「新たな村上ワールド」ってやつなの?

    タイトルが数字と英字だけで構成されてるのはノーベル賞をとりやすくする戦略だと揶揄する声もあったが、さすがにそれはないだろー。
    オーウェルの「1984年」へのオマージュという事実以前に、素直にかっこいい題だと思います。

  • はずかしながら村上作品を読むのは初めてです(恥)
    いつも利用している市の図書館は予約が500件以上。しょぼぼ~んと思っていたら職場近くのプチ図書館には在庫がありました~。びっくりでしょ。
    読んでみたら面白かった~。
    止まらなくなりました。
    book2も早速予約。待ち人は私だけ。ラッキ~。

  • すごく面白い。固有名詞や具体的なディティールがすごく力を持っているな、と感じた。文章がより研ぎ澄まされた分際立つと言うか。感覚が1Q84からまだ脱け出せない。

  •  村上さんってカテゴリ分けに迷うな。「村上ワールド」としか言いようがないんだもの。

     …と、高校生のころ「ねじまき鳥」を読んで思ったわけですが、今回も「あぁ村上ワールドだ…」と思いました(笑)

     話の流れもさることながら、描写や比喩が刺激になります。「なんでここでこれ!?」と思わずにはいられないんだけど、その疑問を柔らかく包みこんで「いや、やっぱりこれしかハマらない…」と思わせるものが、あるんですよねぇー。

    *追記*
     3巻まで読了。2巻までの勢いが素晴らしかっただけに、ちょっともったいないような心地も…。

  • 村上春樹の小説の中では読みやすいな、という印象を受けました。
    季節や比ゆなどの細かな描写がとてもきれいで、読み出したらとまらないといったような派手さはないですが、(村上春樹にそれを求めている人はいないですね)じっくりと読むための本として最適かな、と思います。

    天吾とふかえりの出会いから青豆さんの仕事、あゆみとの出会い、別れなど1巻全体がいわばプロローグで、天吾と青豆さんの物語がどのように結びついていくのか、次の巻が気になる展開です。

    始まりが夏ということもあると思いますが、(夏に関する描写も多い)夏の夕方から夜に読むといっそう世界観に浸れていいかもしれませんね。

  • スポーツクラブのインストラクターであり
    DV被害者を救う暗殺者でもある青豆は
    いつもの老婦人に依頼されて
    「さきがけ」という宗教団体のリーダーの暗殺を依頼される。
    一方駆け出しの作家の天吾は
    編集者の小松の持ちかけで新人賞の応募作をリライトする。
    ふかえりという名の女子高生が書いた「空気さなぎ」は
    リトル・ピープルや2つの月が現れる幻想的な小説だった。
    しかしふかえりの生い立ちを知るうちに
    この話がフィクションではないことを悟る。
    そしてこの2人は20年前からお互いを探していた。
    装丁:新潮社装丁室
    装画:NASA/Roger Ressmeyer/CORBIS

    話題性だけでこの小説を買った人は後悔したのではないか。
    今まで以上に不思議な世界観であり
    しかもそれが現時点ではまだ解明されていない。
    続編が出るとか出ないとか言われていますが個人的には出して欲しいです。
    「さきがけ」という団体についてもだし
    そこで起きている現象も青豆のその後も
    牛河の組織もアザミもドウタもまだまだ謎だらけです。

    今作の主人公たちは珍しく能動的でパワフルだと思います。
    青豆はもちろん天吾も自分で動かしていく人。
    ねじまき鳥にも共通すると思うけれど
    電話の一方向性がよく生かされている。携帯ではちょっと違うね。

  • 平行して進んで行く青豆と天吾のストーリーが、(BOOK1の)終盤に差し掛かるにしたがって、接点が見え始め、続きが気になる。

    BOOK1の時点では、全くの幻想物語なのか、現実世界の中の夢の一部なのかは不明。

    ただ、発売時に、どこの書店でも在庫がなくなってたけど、それほど面白いか?と言われると微妙...。
    まぁ、これは、事前に内容を一切公開しないという一種の情報操作が功を成したからだとは思うけど...。

  • 実は初村上春樹。
    何故かキザじゃないかとかアメリカかぶれとかいう偏見があったんだけど、思ったより読めた。
    文体は翻訳調で、もっと美しい日本語書けよ!とは思ったけど、慣れた。
    まあ、これが彼のスタイルなんだね。
    若い頃に読んでたら影響されるかもしれない。
    翻訳調の比喩と端正な文でサクサクと読め、青豆と天吾の世界はどう重なるんだろうと次巻も読む予定。

  • 久々の長編ということで購入。今までよりも読みやすい気がしました。

    うん、やっぱ春樹さんは読書してるなぁって感じになります。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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