1Q84 BOOK 2

著者 :
  • 新潮社
3.78
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本棚登録 : 18575
レビュー : 1617
  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534235

感想・レビュー・書評

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  • BOOK 2までの感想。

    あくまでこれまでの村上作品(長編)との比較になってしまうが、
    個人的にはキャラ設定があまり好きになれない。

    もともと彼の作品は、一人称である「僕」のような人物がいて、
    それがワンパターンに同じような性格であり、
    周囲を様々なキャラが囲む、という構成が多い。
    のだけど、この作品はそうではない。
    2人の男女の物語が並走し交差する。
    そして、男のほうは多少これまでの「僕」的な要素はあるけれど、
    少し違う。
    (性格もそうだけど身体的特徴でイメージがだいぶ違う)
    2人とも根っこが相当に暗く、問題を抱えている。
    つまり幼少期からハッピーな瞬間が一度もなかったような人たち。
    もちろんそれありきの物語なのだけど、
    あっけらかんとした魅力を持つ人物(この場合はあゆみのような)
    が村上作品では生きてくると思っているので、
    比重の関係でちょっと重い印象を受けてしまう。
    重い、というか、暗い。
    2人のパーソナリティが暗いからか…
    テーマの問題ではない気がする。

    ワンパターンであることは今さら言うまでもなく、
    語り口調もまぁ特色だと思うからいいし、
    先を読みたくなるのは間違いない。実際どんどん読んでしまう。
    けど、どうしても好きになれるキャラがいない。
    残念。

    次、どういう展開になるのか。

  • 発売のころ、神保町の三省堂にて購入。
    本がタワーになっててすごかったなぁ。お祭りだった。

  • まさか 空気さなぎから 10歳の青豆さんが出てくるとは・・・

  • 幼いころの (ある特殊な) 空白を埋めること、それを核として生きてゆくことになった人々による物語だった。具体的で分かりやすく、故に共感や尊敬や希望といったものが混じりまじる。この BOOK2 はしかるべきところへ丁寧に着地させたなあ、という印象。ずいぶん面白かった。

  • これじゃー終われないでしょ。月は2つのままだしーー。

  • 早く3・4も読ませてー

  • 言葉に惑わされている感があった、が、
    何をまともに見せようとしても、その事実は変わらない。
    ただの思い込みの激しさ。
    子供時代の暗い過去にとらわれ、身動きできなくしている幼い精神。
    言葉により正当化される卑劣な犯罪。

    図書館で借りられたら、買わなくって済んだものを。

  • 家で読んでいたらきっと泣いてました。
    滑り台のシーンが好きです。

  • 「とくに怖くありません。私が私として生きていることに比べれば」
    「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまりどれだけ説明してもわからんということだ」
    「心から一歩も外に出ないものごとなんで、この世界には存在しない」
    「意味が説明できないということではない。しかし言葉で説明されたとたんに失われてしまう意味がある」
    青豆の持つ絶対的な孤独も、天吾の孤独ゆえに世界とすり合わせる作業もすごくよくわかる。
    わかるというより、そうできる存在になりたいと思う。

  • そうかふたりは別の暮らしの中でも思い合っていたのか。天吾と青豆にいろいろな人や事柄が交錯して、ふたりはどこでどういう形で出会うのかというのが目下の私の興味であったが・・・とりあえずストーリーを追いかけるだけで、読み終わったが、さて作者は何を伝えたかったのかとか、何を感じればいいのかと考えると私は首をかしげるのだった。難解なのである。まあ村上春樹全ての作品に言えることだけれど。全世界で絶賛されている氏であるけれど、日本人の私に難解な内容が世界各地の言語の違う人たちが認めるという事実はすごいことだと思う。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「世界各地の言語の違う人たちが認める」
      ですよね。
      日本人にしか判らないような、ローカルな内容もあるのに、普遍的なんですね。
      「世界は村上春...
      「世界各地の言語の違う人たちが認める」
      ですよね。
      日本人にしか判らないような、ローカルな内容もあるのに、普遍的なんですね。
      「世界は村上春樹をどう読むか」を読み直さなきゃ。。。
      2012/09/21
    • カレンさん
      nyancomaruさん、こんにちは。
      国際何とか映画祭とかで、日本の映画が絶賛を浴びて○○賞受賞、なんていうのを聞いても首をかしげてしま...
      nyancomaruさん、こんにちは。
      国際何とか映画祭とかで、日本の映画が絶賛を浴びて○○賞受賞、なんていうのを聞いても首をかしげてしまいます。
      日本のこんなところが外国の人に理解できるの?って。
      同じような感じでしょうかね。
      2012/09/22
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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月7日発売の『文学界』で短編小説を2作掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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