1Q84 BOOK 2

著者 :
  • 新潮社
3.78
  • (1587)
  • (2608)
  • (2216)
  • (338)
  • (75)
本棚登録 : 18577
レビュー : 1617
  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534235

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • BOOK2はドキドキしっぱなし。一気に一日で読んだ。すごい小説です。こんな作品をリアルタイムで読めて作者と同時代に生きている。この本を読めてしあわせ。1984と1Q84のねじれ、善悪のバランス、そして中心に愛があること、たくさんの暗示を描き、ずっしりと胸にこたえた。余韻がまだ重く残る。喜び、期待、悲しみ、怖さ、怒り、たくさんの刺激を受けた本。私はおすすめします。

  • いつもの、これまでのどの村上作品よりも明瞭です。
    そして圧倒的。

    自分が読むスピードについていくのに必死になるほどの展開力にお手上げ。
    止まらない。
    これほど本に夢中になったことがあっただろうか。
    基本的に村上春樹好きだからかな。
    すこしは大人になったのかな。


    子供が育つ環境
    宗教団体
    社会から少しはみ出た人
    実直に生きること
    均衡


    についてが魅力的な主人公2人によって描かれます。
    青豆を嫌いになる人なんていないんじゃないだろうか。

    ああいう考えのできるかっこいい女性になりたい、と思う女性読者は多いかもしれない。
    わたしも漏れずにその一人です。
    実際あゆみもなかなか好き。


    天吾は村上作品にいつもでてくる人って感じ(笑)

    それでもラスト不覚にも涙がほろりとしてしまった。
    あーゆー喪失を知らないひたむきさ弱いんだ。


    とりあえず気になる人は読んじゃえばいい。きっとそれでわかります。2009.06.02

  • 「天吾くん」と青豆は言った。そして引き金に当てた指に力を入れた。

  • おもしろかった。さすがに。最近読んだ大江健三郎「水死」と類似してる気が。

  • とある女と男の不思議な話。
    <blockquote>「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。</blockquote>
    目次が無いんでどうしょうか・・・参ったなーって思う。
    小説初トライがコレなんで、感想書けずにずっと保留しまくってた。あと、ネタバレが非常にしづらい作品で、時間を取りづらかったのもある。

    感想からいくと、ものっそい魔力のある本だなぁと。
    ぐいぐい読まされる。
    青豆の仕事の行方、そして天吾の覚悟。リトルピープルの躍動。
    後半のとある人物とのやり取りの場面は大きい。

    <blockquote>天吾は続けた。「僕は誰かを嫌ったり、憎んだり、恨んだりして生きていくことに疲れたんです。誰をも愛せないで生きていくことにも疲れました。僕には一人の友達もいない。<u>ただの一人も</u>です。そしてなによりも、自分自身を愛することすらできない。なぜ自分自身を愛することができないのか? それは他者を愛することができないからです。人は誰かを愛することによって、そして誰かから愛されることによって、それらの行為を通じて自分自身を愛する方法を知るのです。(以下略)」</blockquote>
    愛とか人と接することとか、それに対して何が大事なのか……大きな話だよなぁ……。
    ちょっと間が空きすぎてしまったので、何がどう感じたのかうまく言えないけれど……でもこういうことなのかもね。

    <blockquote>「説明しなくてはそれがわからんというのは、どれだけ説明してもわからんということだ」</blockquote>
    しかしこの言葉、見事に煙に巻くような言葉だな。

    それと、3は出るのだろうか?
    結局話は続いているようだが、これで余地を残して惑わし続けるのだろうか?
    それとも、続きをちゃんとだして幕を引くのだろうか?

    ▽関連書籍
    ・<a href="http://mediamarker.net/u/kotaro/?asin=4103534222" target="_blank">1Q84 Book 1</a>

  • セーフティハウスでつばさちゃんが消えドイツシェパードが爆死するところから、青豆と天吾がお互いを探そうと決心するところまで。


    このバブル期だからか、青豆が高級ブランドの衣服を身につけていることに、2019現在30代(青豆と同年代)の私からは金持ちだなと感じる。
    またわたしには、1984年設定である意味がイマイチ理解できていない。

    1冊目は謎に包まれた不思議な「日常」を楽しめたが、この2冊目で物語が一気にファンタジーとして進み、自分としてはトーンダウンしてしまった。

  • 前回読むのをやめてしまったところを、10年ぶりに超えられた自分に、ささやかに拍手

  • 1

  • 説明しなくてはわからないということは、説明してもわからないということだ。
    「ほうほう」とはやし役のリトル・ピープルが言った。

  • 図書館で書架にあるのを発見し、急いで借りてきた。

    いつでも貸出中だったから、当分読めないと諦めていたのに、幸運だった。

    おもしろくて、一気に読んだ。

    青豆と天吾の視点で交互に語られるのはBOOK-1といっしょ。

    でも、BOOK-2では、徐々にふたりの世界がリンクしていく。



    リーダーが多義的に少女と交わるっていうのが、いまいち理解できず。

    自分の娘と、ドウタとはいえ、セックスしたんだよね?

    本体であるマザ側も、それを知っているんだよね?(でなかったら、なんでふかえりは天吾をオハライできたの????)

    娘のほうから男の体に乗りかかって、男の方は体が痺れて動けないってのが、いかにもグロテスクに感じた。

    ドウタって、なにもの?リトル・ピープルの傀儡なのかな?


    BOOK-3も、書架にあったので借りてきた。引き続き読もうと思う。

全1617件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月7日発売の『文学界』で短編小説を2作掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

村上春樹の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
湊 かなえ
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする