1Q84 BOOK 2

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 18606
レビュー : 1618
  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534235

感想・レビュー・書評

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  • セーフティハウスでつばさちゃんが消えドイツシェパードが爆死するところから、青豆と天吾がお互いを探そうと決心するところまで。


    このバブル期だからか、青豆が高級ブランドの衣服を身につけていることに、2019現在30代(青豆と同年代)の私からは金持ちだなと感じる。
    またわたしには、1984年設定である意味がイマイチ理解できていない。

    1冊目は謎に包まれた不思議な「日常」を楽しめたが、この2冊目で物語が一気にファンタジーとして進み、自分としてはトーンダウンしてしまった。

  • 前回読むのをやめてしまったところを、10年ぶりに超えられた自分に、ささやかに拍手

  • 説明しなくてはわからないということは、説明してもわからないということだ。
    「ほうほう」とはやし役のリトル・ピープルが言った。

  • 3巻へ続く。

  • BOOK3が出るらしいので、3待ち。
    3を読まないことには何とも言えない気がする。
    小松さんと戎野先生の行方が気になるし。
    1984年へ戻るために、もう一度高速道路へ。
    微かな希望が絶たれたときの絶望。
    それなら天吾に会ってからでも良かったんじゃないかと思わずにはいられませんでした。

  • 主人公2人の関係性がはっきりと描かれ始めて、いよいよ佳境に向かうって感じですね。
    だいぶん読むのに体力を持っていかれますが、
    このままBook3に着手します

  • 氏の文章技法を学ぶため3度目の読書。その過程で物語には関係しないが、気になったところ。 ①432頁1行目:(誤)あなた→(正)私(or自分)。 まぁ、そういう修辞だと言えば言えなくもないが… ②495頁9行目:(誤)俺→(正)自分(or僕) こちらは明らかに校正者の見落とし(笑)。もちろん用法や人称は間違っていないけれど…/(^^ゞ (氏も長編執筆はマラソンに似ていると言うので敢えてたとえるのだが)マラソンの途中で気が抜ける時があるように、氏もちょうどこの辺でそうなったのではないだろうか…

  • 先が読めなくてつながりが分からなくてともかく手が止まらなかった記憶

  • 下巻に期待

  • “科学と詩は隣同士にあると湯川博士が言うのなら、純文学とSFも隣同士にあるのかもしれない。”
    これは去年の夏にスティーヴ・エリクソンの「Xのアーチ」を読んだときの私の感想。
    ちなみに湯川博士というのは湯川秀樹のことで、ガリレオのほうではありません。

    これは純文学なんだよね。
    SFですと言ってくれたら話は早いのに。

    で、「Xのアーチ」を読んだときに、こういう構造の小説は日本の純文学にはないね、なんて書いていましたが、すみません、村上春樹が書いていたんですね。
    そうか、だからノーベル賞候補なのか。

    という発見はさておき、やっぱり読んでいてむずむずする村上春樹。
    村上春樹の圧がすごい。

    清潔でタフでストイックな登場人物。
    サラダとサンドイッチかパスタが主な食事。
    間違っても豚汁とおにぎりなんて食べない。(と言い切れるほど読んでないけど)
    どの小説を読んでも(というほど読んでないけど)、おんなじような登場人物で、それはただの記号のよう。

    ティーンエイジャーも中年男も、同じようなものを食べ、同じ音楽を聴き、同じような話かたをする。
    だから、どの部分を切り取っても、そこにはムラカミ印が刻印されていて、ものすごく息苦しい。
    ああ、世界中のハルキストの皆さんごめんなさい。

    そして中盤にこれでもかと出てくる性描写も好きではない。
    情念も汗も感じさせない、乾いた性描写なんて読んでいてもそそられない。

    ただし、それ以外は面白いの。
    徐々に近づいてくる青豆と天吾。
    マザのいないドウタは一体どうなったのか。
    ふかえりは本当にマザなの?もしかしてドウタの方では?
    天吾の母の秘密。
    リトル・ピープルの正体と目的。

    ああ、村上春樹の文じゃなくて読みたい。
    村上春樹はエッセイだけでいいや。
    そんなことを思ってしまうくらい中盤を読み続けるのが辛かったのです。

著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。2019年8月7日発売の『文学界』でロングインタビュー「暗闇の中のランタンのように」掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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