四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて

  • 新潮社 (2025年2月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (64ページ) / ISBN・EAN: 9784103534389

作品紹介・あらすじ

100パーセントの恋人たちへ――村上春樹と台湾の画家が描く瑞々しい世界。世界中の読者に愛される初期短編の表題作と「鏡」。二つの超人気短編が、瀟洒なピクチャー・ブックに! 物語は「昔々」で始まり、「悲しい話だと思いませんか」で終わる――ある朝、原宿の裏通りで少年と少女が偶然出会い、恋に落ちる。しかし二人の運命は……。若手画家と短編の村上ワールドが心地よく響き合う美しい一冊。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

恋愛や運命の出会いをテーマにした短編が、台湾の画家による美しいイラストと共に描かれています。物語は、少年と少女が偶然出会い、互いに運命の人だと信じる瞬間から始まり、彼らの心の揺れやすれ違いを繊細に描写...

感想・レビュー・書評

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  • かなり短い村上春樹さんの昔の短編2篇に、台湾の漫画家さんが挿絵を添えて。最近の村上本はこういうパターンが多い。

  • 四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて


    どう思います、、、?


    もしかすると、、、
    五月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に
    出会うことはあるかもしれません


    もしかすると、、、
    四月のある雨の朝に100パーセントの女の子に出会うことはあるかもしれません


    もしかすると、、、
    四月のある晴れた昼に100パーセントの女の子に出会うことはあるかもしれません


    もしかすると、、、
    四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことはあるかもしれません


    だけど、果たしてその女の子はずっと100パーセントのままでいてくれるでしょうか?


    バレないようにちらっとあなたの隣にいる人を見てください|д゚)チラッ


    100パーセントのままですか!?

    • みんみんさん
      100だと下がるしかないもんね〜♡
      100だと下がるしかないもんね〜♡
      2026/02/09
    • 1Q84O1さん
      mihiroさーん

      好きになった人が100%なのです!
      なんかカッコいいこと言ったぞ!
      mihiroさーん

      好きになった人が100%なのです!
      なんかカッコいいこと言ったぞ!
      2026/02/10
    • 1Q84O1さん
      みんみんさん

      です…
      そして下がったらもう上がることはないです( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
      みんみんさん

      です…
      そして下がったらもう上がることはないです( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
      2026/02/10
  • 漫画『隙間』で、高研さんの繊細なイラストに惹かれました。『猫を棄てる 父親について語るとき』(村上春樹)で、村上春樹さんの文章から流れる雰囲気と、高研さんのイラストがピッタリだと思いました。そして、本書。やはり、すごくいい。2つの超短編(四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」「鏡」)がおさめられています。



    「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」

    僕と彼女のすれ違いが、せつな過ぎて。余韻たっぷりに文章に浸れます。動きを感じるイラストとの融合が素晴らしい。1回目は黙読で、2回目は声に出して読み、作品世界を味わいました。

    少年18歳、少女16歳。2人はこの世の中に100パーセント自分にぴったりの人がいると信じていた。そして、奇跡はちゃんと起こった。それから....

    振り返れば高校生の頃、お恥ずかしい話ですが、私も“運命の人は絶対いる!必ずその人と結婚するんだ!”と思っていました。

    本書の中に、“75パーセントの恋愛や、85パーセントの恋愛”と出てくるのですが、今まで思いもよらない考え方だったので、“おもしろいな。なるほど、的を得ている表現だな。”と感じました。恋愛中は、よく分からないですね。実際は、後になって分かることも多いです。悲しいですけど。

    色々と思い出しながら、“一期一会”という言葉が脳裏をよぎりました。

    イラストで僕の表情は分かるけれど、彼女の方は後ろ向きで分からない。僕の心の中が、そっと差し出されているような文章でした。

    この作品、好きです。


    「鏡」

    僕が、自分の経験した怖い話を語ります。学校の夜警のアルバイトをしていたころの話です。

    夜の校舎の見回りで登場する鏡、鏡に映る僕。ちょっぴり、ゾクっとするシュチュエーション。不思議な世界に引き摺り込まれる感じでした。最後のオチで、緊張がほどけました。

  • 美しい高妍さんのイラストにまず目がゆく。
    そして村上春樹さんの文章を読み、あぁ村上春樹さんの本が好きだった、好きだった気持ちってこういう感じだったなぁって、なんとなくじんわりと、いやしっかりとかなぁ(笑)
    読んでいてそういうのが思い起こされた。

    まず頭の中に想起されたのは、夢と現実の狭間のようなもの。自分の中のセンチメンタリズムの輪郭のようなものがやさしく撫でられる気がした。

    どこかで読んだことがあるのだが、本というのは本来、声に出して読むものだったらしく。本書を読んでいるとなんだかそれは真のように思えて、思わず声に出して読んでいた。

    本棚に、気付けば何冊かある村上春樹さんの書籍。自分のことを、村上春樹が好きな人、と意識したことはなく、ハルキスト?ん??いやいや、とさえ思うが、なぜ自分が好んで読んでいたのかが少しばかりわかった読書体験でした。

    余談ですが、高妍さんのイラスト、とても素晴らしいのもさることながら、味わい深い以上に、何かこう、言葉やストーリーから始まるはずの物語が、すでにイラストを見るところから始まっていたんじゃないかと思えるくらい、ストーリーと切っても切れない結びつきを感じました。

  • 今どきの言葉で言うとエモいになるのかな(もう使ってない?)。誰かの100%になれるって素敵だなぁ。

  • 一度読んだら忘れられない短編
    「100%の女の子」運命の出会い。あの時話しかければ良かったと後悔。
    「鏡」夜警バイト。自分自身(後悔)と向き合う怖さ。

  • 何回も何回も、
    絵を読んだり、
    文章を眺めたり、
    一緒に読み深めたり、
    さらさらっと、流したり。
    その時々で、いろんな感じ方のできる一冊だと思った。
    大切に、心と手元に残したい、
    大好きな本の一冊になりました。

  • 村上ファンではないので、値段を見てこれを新作だと思ってしまった。しかも速攻、且つ通販で内容をよく見ないで購入してしまった。

    絵本だった。

    税別1,700円だった。あまりにも高すぎる。

    文字数が少なすぎる。

    村上春樹がお得意の性的表現が一切無かった。

    この本ではノーベル文学賞は絶対に取れないと思った。

    台湾のイラストレーターの作品がどれも良かった。特にネコのイラストが素晴らしい。交差点で横断歩道はあるのに信号機が無い。有事が起きても支援します。

    内容が薄いのでコメントも薄くなってしまった。ハルキストの皆さん、ごめんなさい。

    • vivahornさん
      りんさん、御丁寧なコメントをありがとうございました。
      こちらこそフォロー戴き誠にありがとうございました。
      元々はSF好きなのですが、ミス...
      りんさん、御丁寧なコメントをありがとうございました。
      こちらこそフォロー戴き誠にありがとうございました。
      元々はSF好きなのですが、ミステリーも大好きなので、これからもどんどん感想を書きたい放題書いていくつもりです。時には過激な文章を書くかもしれませんので、その時は何卒ご容赦戴きたいと思います。
      それでは今後とも宜しくお願い致します。
      2025/03/05
  • 久しぶりに春樹さんの本をドキドキしながら開いてみた。綺麗なイラスト付きで、書棚に表紙を見せて飾りたい感じです(^^)この2編は読んだことがあるかもしれないけれど、すっかり忘れていて、新鮮な気持ちで読みました。「あ、この人いいかも」と突然思うことあったなぁなんて思いながら。春樹さんは本当に上手なので、短時間でリフレッシュさせてくれて、久しぶりに初期の短編小説を読み返してみようと思いました!

  • 2025/04/27
    びっくりするくらいロマンティックな話。

  • 村上春樹氏自身や日本、世界でも人気の高い短編の2話を台湾のイラストレーター高妍さんとコラボした本。繊細で美しいイラストと村上春樹氏の青春系とホラー系?の話が面白い。2人のあとがきがあるのも嬉しい。

  • 早く起きた四月のある晴れた朝に。
    ビジュアルブックとして発刊され、さらにすてきな装いで読むことができた。何度読んだかわからないけれど、そのたびに感じ入ってしまう掌編だなぁ。
    この本のために書かれたあとがきを読んだら、村上さんに見透かされていて笑った。
    それにしたってこの二編が選びとられて一冊になるとはね。
    ところどころ「こうだったっけ?」と思う箇所があったけれど、村上さんによって改稿されたとも書かれてあるので、底本と読みくらべてみようかな。

    イラストレーターである高妍さんのあとがきには、村上さんとの出会いから、村上作品のための仕事を引き受けることになった経緯までが書かれていて、それはどれほど素晴らしくて奇跡めいたことだっただろうかと想像して、感動のため息をついてしまうようだった。
    挿絵には猫ちゃんがたくさんでうれしかった。思いがけず猫ちゃんがたくさんいると私はうれしいのだ。
    カバーをはずした状態の装丁もほんとうに美しくて、夢みるような佇まい。

  • 初期の作品らしい、ハルキストではないので初見。装丁が美しい。カバーを外して飾りたい。
    村上春樹のファンの『猫を捨てる』の装画を描いた高妍がぉ いえん 台湾の方が今回も仕事の依頼が来て深い敬意と作品への愛を込めて作られたそうだ。

    誰もが経験していそうな街でのすれ違いから、記憶をなくすほどの病気を経て再度すれ違うも気付けず…
    スラスラ書けた、と村上氏。
    鏡は、怪談みたいなもの、との依頼で執筆。うすら怖い、結局人間は自分自身以上に怖いものがこの世にあるのか?と。

  • 理屈ではないけれど核のようなものはある、ふたつの短編。絵がすてきだった。とくに最後の…。桜がまだ少し咲き残る、四月に読めてよかった。

  • 表題の作品と「鏡」を収録。共に村上春樹の初期作品。どちらも読んだことがあると思う。それでも最後まで読めたのは、ショートだったこととイラストが美しかったから。本の半分くらいがイラストで、文章を読みながら楽しくページをめくることができた。

  • 1作目は読んでいて温かくも物悲しく寂しく感じる。どちらかというと当事者たちより、出会った2人を客観的に見た読者である私自身が。
    自分にも100パーセントの時があったのに、そのときには100パーセントであることを信じられなくて。でも75パーセントを味わなければ100パーセントに気付けないんだろう、この寂しい感情は後にならねばやってこない。どうやってもあのときの100パーセントには戻れない。75パーセントの必然性も受け入れることまでが、どうやら私の人生みたいです。

    2作目は、情景を想像しこっちが勝手にホラーになってしまうけれど、これもまた自分を問うような話に見えてさくっと読み終えた。

    どちらも短い時間で引き込まれる、厳選された本だと思う。

  • 久しぶりに、この本に書かれてある短編2作品を読んだが、懐かしいなあという思いと共に、著者の筆力は時代を超えて確かだなあと感じた。

  • まさに4月(できればもう少し前の桜の時)に開きたくなる本。日常にふと生じる期待と、振り返ったときにはもうそこにはない一瞬と、後悔とは違うちょっとした切なさの認識みたいなものが、物語と素敵な挿絵から感じられます。

  • 超短編だが、村上春樹さんらしさは十分に感じられる。初期の作品だったとは知らなかった。挿絵は台湾のイラストレーターさんとのことで、村上春樹さんの作品が世界中で愛されていることを嬉しく思う。

  • 不思議な世界に入った気分になりました

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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