成瀬は天下を取りにいく

  • 新潮社
4.09
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本棚登録 : 23767
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103549512

作品紹介・あらすじ

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説! 中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。

感想・レビュー・書評

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  • 2024年本屋大賞ノミネート作品
    こんなん大好きです!こんなにもワクワクさせてくれた本は久しぶりです!終始ニヤニヤしちゃう系!
    ツッコミ所満載の主人公成瀬。遠ざけがちな人物像ではあるけれど、読み進めていくうちに可愛らしく思えてくる。これはTVドラマ化出来ますね!
    読み終えたその足で続編を購入しました。店員さんに「こちらの商品、続編ですが大丈夫ですか?」って聞かれて「続きが読みたいんですっ!」って答えてる自分がいました。それくらい楽しく読み進められて、成瀬の未来が気になる本です!

    • さくもっちさん
      初コメです。こんなにいいねすごいですね(⁠^⁠∇⁠^⁠)⁠ノ⁠♪感想も良くかけています!ところでNもおすすめです!
      初コメです。こんなにいいねすごいですね(⁠^⁠∇⁠^⁠)⁠ノ⁠♪感想も良くかけています!ところでNもおすすめです!
      2024/07/10
    • にゃごさんさん
      さくら丸さん
      コメントありがとうございます!そしてオススメありがとうございます♪『N』気になってたんですよー!早速ポチりましたので近日中に読...
      さくら丸さん
      コメントありがとうございます!そしてオススメありがとうございます♪『N』気になってたんですよー!早速ポチりましたので近日中に読んでみますね。
      2024/07/10
  • 成瀬シリーズの原点をようやく読み終えることができた。図書館の貸出予約の関係で、二作目『成瀬は信じた道を行く』を先に読み、早くも今年1かと思うできに楽しみにしていたが、やっぱり『成瀬』は面白かった。
    相変わらず、読後感は最高。文調もライトで、読んでいてとにかく気持ちよく、多くの読者の心を鷲掴みにする「成瀬」のキャラクターの濃さが際立つ。今までにいそうでいなかった「成瀬」に、すっかりくびったけになってしまった。
    興味のあることは臆することなく挑戦する「成瀬」は意外と諦めがよいことを一作目で知る笑 たしかに何でもできたら、それはもう小説である(小説だ)。
    「島崎」との掛け合いも良いが、さえない女子「かえで」目線の話『線がつながる』が特に光っていた。続編は、もう少し深みがでるので、一作目で投げてしまった人は続編もぜひ読んで欲しい。。 ★4.2

    • のりさんさん
      必ず続編を読みます!笑
      必ず続編を読みます!笑
      2024/07/23
    • チャオさん
      コメントありがとうございます。ぜひぜひ!
      コメントありがとうございます。ぜひぜひ!
      2024/07/23
  • 巷で話題となっている本書、遅ればせながら読了です。

    今ではすっかり自称ハマっ子を名乗っていますが、横浜に来る前は滋賀県にいました。
    (関西人ですが、滋賀は単身赴任です)

    懐かしいなぁ...

    膳所って、確かに読めないですよねー
    関西人の私ですら滋賀に行ってから知りましたし^^;

    平和堂も懐かしい~、毎日のように買い物に行っていましたよ☆
    滋賀県民の家には高確率で信楽焼のタヌキ、そして財布にはPOPカード♪
    もちろん私も持っていましたσ(・ω・`)

    そんな滋賀県でも県庁所在地である大津市が舞台となる本書、読み物としてもなかなか面白い(=^▽^=)

    ただ、世間を賑わせるにはそれなりの理由があるばすです。

    この作品が多くの読者を引きつける理由は、以下の点にあると思います。

    ①青春の魅力: 成瀬あかりという個性的な主人公が、夢や友情、挑戦といった青春の要素を通じて成長していく様子が多くの読者に共感を呼ぶ。

    ②地域色の豊かさ: 物語が滋賀県という特定の地域に根ざしており、その地域の文化や風景が色濃く反映されている点が、読者の興味を惹く。

    ③共感と憧れ: 成瀬あかりの「天下を取りに行く」という大胆な夢に、多くの読者が共感し、また憧れを抱く。

    ④評価と受賞: この作品は、第20回「女による女のためのR-18文学賞」で史上初のトリプル受賞を果たすなど、数々の賞を受賞しており、その評価が読者の関心を集めている。

    これらの要素が組み合わさることで、『成瀬は天下を取りに行く』は幅広い層の読者に支持されているんだと思います。

    <あらすじ>
    滋賀県大津市を舞台に、主人公・成瀬あかりの中学2年生の夏から高校3年生の夏までの間の出来事を描いた作品です。成瀬あかりは、周囲からは変わり者と見られがちながらも、自分の信じた道を突き進む強い意志を持った女子学生です。彼女は、西武大津店の閉店まで毎日通い、お笑いの頂点を目指してM-1に挑戦し、高校の入学式では坊主頭で登場するなど、予測不可能な行動で周囲を驚かせます。しかし、その行動の背後には、成瀬なりの深い考えと情熱があります。

    物語は、成瀬の幼馴染である島崎をはじめとする、立場も距離感も異なる人々の視点から語られ、成瀬の人となりや彼女の行動が周囲に与える影響が描かれています。成瀬は、自分の夢に向かってまっすぐに進むことで、多くの人々に勇気とインスピレーションを与えます。また、彼女の行動は、時には周囲の人々にとって肥やしとなり、彼ら自身の成長にも寄与します。

    この小説は、青春の輝きと苦悩、友情と挑戦、そして個性と自己実現の価値を描き出しており、読者にとって共感と憧れの対象となっています。成瀬あかりのキャラクターは、自由で独特でありながらも、人間らしい弱さや寂しさを抱えていることが最終章で明らかになり、彼女の魅力をより一層引き立てています。

    『成瀬は天下を取りに行く』は、読者に自分自身の夢を追いかける勇気を与えるとともに、地元愛やコミュニティへの貢献の大切さを思い出させる作品です。



    本の概要

    2024年本屋大賞ノミネート!
    成瀬の天下取り!
    【坪田譲治文学賞】
    【「静岡書店大賞」小説部門 第1位】
    【ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2023」小説部門第1位】
    【「読書メーター OF THE TEAR 2023-2024」第1位】
    【「中高生におすすめする司書のイチオシ本 2023年版」第1位】
    【第17回「神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)」受賞】
    【「キノベス!2024」第1位】
    など続々受賞。

    2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
    コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
    M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
    今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
    2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説!

    • 積んどく大将さん
      マップルで松喜屋チェックしました^_^ラコリーナはクラブハリエのことなんですね。みてたら色々行きたい所ができちゃいました。光る君みてたから、...
      マップルで松喜屋チェックしました^_^ラコリーナはクラブハリエのことなんですね。みてたら色々行きたい所ができちゃいました。光る君みてたから、紫式部の石山寺とかもいいなと。よりみちぱん、も。
      2024/06/22
    • 積んどく大将さん
      7月末にいってきましたよ、大津。
      1日目は大津市民文化会館でかるた団体戦応援。負けてしまって解散まで時間があったので、隣の歴史博物館で紫式部...
      7月末にいってきましたよ、大津。
      1日目は大津市民文化会館でかるた団体戦応援。負けてしまって解散まで時間があったので、隣の歴史博物館で紫式部のことなどを学びました。娘のカルタの後に近江神宮へ。大会グッズみたり、パンフレット買ったり、お参りしたり。娘は2日目個人戦が近江神宮勧学館で試合でした。
      2日目はまた近江神宮へ。観戦後、観光へ。比叡山からの石山寺へ。強行群でした。石山寺の後、松喜屋で成瀬のディナーコースいただきました。歩き回って昼も食べてなかったので、ゆっくりできて、なかなかいい時間になりました。サイン本売ってました。遅くなってしまったので、ミシガンは最終が出航していて、港を見るだけでしたが、行ってきました。膳所駅とかも通ったけど、1人だったので、光る君へ関連の歴史観光を少し優先してしまいました。下の子がカルタでまた連れてきてくれるといいなと思いながらも、とてもいい旅になりました。ありがとうございました。
      2024/08/15
    • ヒボさん
      積んどく大将さん、こんばんは♪
      ご報告ありがとうございます(^^*)

      比叡山へも行かれたんですね♪
      あのピーンと張り詰めた空気、懐かしく思...
      積んどく大将さん、こんばんは♪
      ご報告ありがとうございます(^^*)

      比叡山へも行かれたんですね♪
      あのピーンと張り詰めた空気、懐かしく思い出しました。

      素敵な旅行になったようで良かったです♪♪
      2024/08/16
  • 凄い評価の高い本で、フォロワーの皆さんの本棚で次々と見かけて気になっていた。

    成瀬って誰なんだ!?
    天下をとりに行くってどんな話なんだ!?

    気になって、気になって、
    旦那がゴルフに行っている隙に、本屋さんへ行って新品を買ってきた。

    こんなにフォロワーさん皆さん読まれているのに平積みではなかったから探してしまった(^◇^;)


    滋賀県在住の女子高生、成瀬を軸とした短編集。
    この成瀬というぶっ飛んだキャラが凄い(笑)
    200歳まで生きると言ってみたり、M-1に出ると言ってみたり、高校入学時、坊主にしてみたり。突拍子もないキャラクターだ。

    突拍子もなさすぎて、飽きない( ̄▽ ̄)
    次は何をかましてくれるのだろうと期待してしまう。


    スラスラ読めて、3日間会社の休み時間だけで読めてしまった(*^▽^*)

    • shukawabestさん
      2作目もbmakiさんと楽しさを共有できたらいいなと思っています。もし、成瀬がクラスにいたら、僕は遠巻きに見守りながらたまに大笑いしているだ...
      2作目もbmakiさんと楽しさを共有できたらいいなと思っています。もし、成瀬がクラスにいたら、僕は遠巻きに見守りながらたまに大笑いしているだろうなと思います。島崎のような近距離ではいられないかも。
      2024/03/02
    • bmakiさん
      shukawabestさん

      コメントありがとうございます(*^▽^*)

      2作目、買っちゃおうかな。。。
      読みたい本がてんこ盛り...
      shukawabestさん

      コメントありがとうございます(*^▽^*)

      2作目、買っちゃおうかな。。。
      読みたい本がてんこ盛りで。
      大きい本はなかなか購入を決心するのが難しく、でもとっても気になっております。
      いつか絶対読みますね(*^▽^*)

      島崎さんも凄いですよね。
      なんだかんだあんな近くに居られるなんて。。。
      私には難しいかも。
      でも、成瀬からは目が離せないだろうな。。。
      2024/03/02
  • 2024年本屋大賞受賞作品。
    前から書店で何度も目にしてきたのだが、女子中学生が主人公という時点で自分にはあわないかと読むのを避けていた。
    失礼ながら本屋大賞にノミネートされた時もやはりその気持ちは変わらず、受賞されてからやっと読んでみる気がおきた。

    先に感想を述べると想像以上に面白かった。連作短編集になるのだが主人公成瀬あかりと幼馴染みの島崎みゆきにどんどん引き込まれていく。
    約200頁という少ない文量と読みやすさが重なり2日もかけず読みきってしまった。
    この作品、やっぱり本屋大賞だなと思わされるのは読者層を選ばない所だと思った。中高生は臨場感と現実感を持ちながら読めるだろうし、大人はまるで我が子を見守るかのような視点で読む事ができる。

    そして成瀬のキャラクターも魅力。
    中性的というか真正直というか純粋というか、大人とも子供とも言い難い言動行動が読者に嫌な物を感じさせない。応援したい、気になる存在感を放っていた。

    本線からはずれるが、自分もかなりのライオンズファンで数十年に渡り西武に捧げてきた。
    1番栗山と60番中村のライオンズの誇る骨牙のユニフォームで登場してくれればもっと良かった。
    今となっては3番山川だけはどうしてもいただけない。そこだけ違う意味で残念だった。作品とは関係のない全くの個人の感想として。

    滋賀県の近江高校からライオンズに入団した、甲子園を沸かせたスター山田陽翔選手もいることから、今後球団もしくは西武グループとの何かしらのタイアップ等があれば面白いなと感じた。

    次作「成瀬は信じた道を行く」も今平行して読んでいる連作物の読了後に読んでみたいと思っている。

  • 皆さんの評価が高いので興味を持って数ヶ月前に図書館に予約。
    その間に本屋大賞を受賞しますます楽しみが倍増。
    やっと順番が廻ってきた!と思ったら、あっという間に読み終えてしまった!
    早速続編も予約、楽しみはまた数カ月後に。

  • これが噂に聞く「成瀬の天下取り」か。M-1グランプリ第四回年(2006年)に生まれた成瀬・島崎コンビが、時には西武大津閉店時に一部有名になり、2020年のM-1に挑戦する‥‥。おゝ元気な中学生やないかい、かわいーな〜、と読んでいった。

    第3話で転調する。というところで、私も人と違う視点でレビューを書きたい。
    誰も、本作品が群像劇であることを指摘していない。でなければ、何故第3話があるのか、第4話5話があるのか、説明出来ないと読者は思わないのだろうか?

    それと、今のところ誰も指摘していないが、私は直ぐに和山やまの漫画「女の園の星」との類似を思った。これも群像劇である。そして、本人たちは「至って真面目」ではあるのだが、客観的には若干「ヘン」ということを描く。そのことを描きながら、それがイヤに「面白くて」、高校時代の2度とない「ひとりひとりの」「キラキラ」を描いている。

    一応題名だしテーマだから、成瀬は星先生よりも主人公主人公している。けれども、1話2話の視点は島崎であり、3話は敬太であり、4話は大貫であり、5話は西浦である。6話でやっと成瀬視点になる。

    成瀬が数段突出しているので目立たないが、島崎という人物はなかなかヘンで「愛おしい」。14歳のある日「成瀬あかり史を出来るだけ見届けよう」と誓う中学生は十分個性的だし、凡人であるだけにその志は共感できる。

    第3話に成瀬はカメオ出演で終わる。敬太たちは本書におけるオッサンキャラではあるが、1番目立つマサルの横で島崎の位置付けを40年近く保っているという事で、敬太は十分個性的だ。しかも極めて凡人。でも結局彼の「活躍」で「タクロー事件」が解決したのだ。ホントはマサル以上に彼が事件を気にしていたのは、Twitterアカウントにタクローを選んでいたことでも、読者の我々はわかってますよ。

    今やイジメに遭わないための努力は、東大入試並みの頭脳を要するようだ。大貫は、それら難しいミッションを、小中高とこなしているのみならず、教室の隅から「人物相関図」を作成するという超高度なことをしている。この「変人」が注目されないなんておかしい!えっ?それって多かれ少なかれ誰もがやってることなの?それはそれで、現代Z世代のスケッチとして貴重な小説だと思う。

    西浦くんには、共感しかない。あんまりヘンでないことで、却って群像劇の個性が際立つという役割かな。時代が変わろうとも、片思いの始まりって、こんなもんだよ。キュンキュンしちゃう。ちゃんと次の年には少しだけ進展しているし。

    勿論、成瀬には頑張ってもらいたい。でも、各話の登場人物たちが「とっても愛おしかった」。

    • まことさん
      kuma0504さん、こんにちは♪

      昨日はまたもやいいね!返しありがとうございました。
      突然ですが、昨年お伝えした「山形小説家講座」...
      kuma0504さん、こんにちは♪

      昨日はまたもやいいね!返しありがとうございました。
      突然ですが、昨年お伝えした「山形小説家講座」の2024年度の講師が今朝発表されていたのでお伝えだけしておきます。
      北方謙三さんや宮部みゆきさんはいらっしゃいませんが、昨年おっしゃっていらした講座コーディネーターで文芸評論家の池上冬樹先生の回が来年度ありました。
      2025年1月26日に開催される回で、オンラインのみの開催のようです。
      もし、お身体の調子がよろしければ、今から執筆されれば十分間に合う時期かと思います。
      おせっかいかとも思いましたが、ご連絡させていただきました。
      私は穂村弘さんの回に出席しようと思っています。
      作品は1カ月前に池上先生に提出されればOKです。
      私のXに概要をリポストしてありますので、よかったら御覧ください。
      もし、出席される場合わからないことがあればどうぞお聞きください。
      2024/03/17
    • kuma0504さん
      まことさん、ありがとうございます!
      怖いけど、真剣に検討します。
      まことさん、ありがとうございます!
      怖いけど、真剣に検討します。
      2024/03/18
    • まことさん
      kuma0504さん♪
      私も陰ながら応援しています!
      お身体にだけはどうぞお気をつけて。
      kuma0504さん♪
      私も陰ながら応援しています!
      お身体にだけはどうぞお気をつけて。
      2024/03/18
  • 2024年本屋大賞受賞作品

    本屋大賞受賞作品ということで読了。
    タイトルやら表紙やらからは本屋大賞取ってなかったらまずアラフィフのおっさんには縁がなかった作品です(笑)

    読んでみましたが素晴らしく面白い作品です。青春コメディー作品ですが青春はとっくに終わったオジサンオバサンにも十分楽しめる作品に仕上がっています。あまりつけない★5作品と相成りました。

    青春コメディと書きましたが私にとっては主人公成瀬の存在がコメディでした。読んでいてワクワクする小説は久しぶりです。

    同調圧力で窮屈な世の中になっていますが、同調圧力とは無縁の成瀬の言動や活躍にスカッとする人は多いんでしょうね~、私もその一人です。

    続編が楽しみです。著者にはぜひシリーズ化してほしいです。

    余談ですが、名前がドラマのタイトルになった作品でパッと思い出すのは半沢直樹ですが、成瀬もドラマ化すればヒットするんでしょうね。ただキャスティング次第ですな。どの俳優が成瀬役するのか、いやできるのか?そんな想像を今からしてみるのも一興です。

  • 好きとか嫌いとかは置いといて"はじめまして"

  • 成瀬あかりの考え方
    『たくさん種を蒔いて、一つでも花が咲けば良い。
    花が咲かなかったとしても、挑戦した経験は全て肥やしとなる』

    これは親になって子供を育てる時に考えるような事であって、自分が学生の頃は自分自身のことをそんな風には考えられなかった
    やるなあ、成瀬あかり
    成功体験の積み重ねって、自信につながりますものね
    何でも自由にやらせてくれた親にも感謝ですよ

    勉強も出来るし、何にでもチャレンジしていくポジティブ思考
    でも自分や地元貢献に一生懸命な分、あまり他人に興味がなかったり気付かなかったりする彼女
    そこがパーフェクトではなくてアンバランスで人間らしく、親近感が湧く

    そんな彼女を支えていたのは、
    成瀬のファンであり続ける島崎さん
    ゼゼカラコンビは間違いなく続編にも登場するのでしょうね

    • ハッピーアワーをキメたK村さん
      まきさん

      アハハ、まきさんは上手いこと言うねえ(*´꒳`*)
      それに成瀬がクラスにいたら私も観察する笑
      確かに変わった子だけど、こういう明...
      まきさん

      アハハ、まきさんは上手いこと言うねえ(*´꒳`*)
      それに成瀬がクラスにいたら私も観察する笑
      確かに変わった子だけど、こういう明るいテーマだと清々しいです

      物凄く期待していたからブスブス刺さりまくるのかと思っていたら、そこまでではなくて。。。
      で、続編どうしようかなあなんて思っていて
      レビュー読んだら続編の方が面白い様な感じ
      それに成瀬を育てた親のことが書いてあるっていうからちょっと興味出て来ている、そんな状態です
      2024/02/24
    • しずくさん
      bmakiさん、ハッピーアワーをキメたK村さんおはようございます!

      お2人とも成瀬には近づかないで遠巻きに見るー、私もそうでした。
      ...
      bmakiさん、ハッピーアワーをキメたK村さんおはようございます!

      お2人とも成瀬には近づかないで遠巻きに見るー、私もそうでした。
      たぶん、多くの読者がそうなんでしょうね。
      実は高校時代に成瀬に似た男子が居たんですよ。男子となると微妙に違うのでしょう、かなり人気がありました。漕艇部を創設し、東大に進学。一流企業に就職して社長令嬢と結婚し、現在は同窓会の幹事をやっていて盛り上げていると風の噂に聞いています。
      続に、成瀬がアルバイトをしているお店でクレイマーの話があるのですが、これが絶妙な展開で面白かったですね。
      2024/07/17
    • ハッピーアワーをキメたK村さん
      しずくさん
      第二弾の方のやめたいクレーマーは、
      成瀬によって長所を買われ報われて、面白い展開になりましたよね
      成瀬やしずくさんの同級生の様な...
      しずくさん
      第二弾の方のやめたいクレーマーは、
      成瀬によって長所を買われ報われて、面白い展開になりましたよね
      成瀬やしずくさんの同級生の様な人の
      脳内を一度覗いてみたいです
      私なんか若い頃は、な〜んにも考えていませんでしたよ
      ただ毎日楽しければいいって
      歳とったらみんな海外旅行やゴルフざんまいの日々になれると思っていましたから‪\(ᯅ̈ )/‬
      2024/07/18
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宮島未奈の作品

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