- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103550051
感想・レビュー・書評
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(2017-10-13)
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最近、すっかりトットちゃんにハマっている。
トットちゃんの目を通して見る世界は優しいなぁー。
今NHKで『トットテレビ』をやっていて、この本の中のセリフが昨日のドラマに登場した。脚本家はやっぱり全著作読んだのかなー。
この本の中で一番覚えておきたい言葉を抜粋しておく。
50年前、日本初のテレビ放送を始める頃、NHKに指導に来ていたアメリカのテッド•アグレッティーが言った。
「テレビジョンは、世界で現存する、あらゆるものの中で、最も有力なメディアであることは間違いありません。戦争も、民族の違う人達の結婚式も、いながらにして見ることが出来ます。世の中が、よくなるか悪くなるかは、テレビジョンにかかっているといってもいい、と思います。正しい、人類向上の道をたどるためにテレビジョンを使って下さい。国際間の大きな理解、そして、永遠の平和もテレビジョンによって、もたらされると思うのです。」
インターネットがテレビに取って代わろうとする現在、この「テレビジョン」を「ネット」に置き換えて考えるとどうだろう。 -
徹子さんのオモシロ話と
ユニセフ活動で出会った人々の話が
代わる代わるで読みやすい -
読んでいて、楽しくて、苦しくて、いろんな思いに駆られた本。
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黒柳さんのユニセフ親善大使としての訪問記にはいつも自分の存在を考えさせられる。この本には、アフガニスタン、ソマリア、シエラレオネ、インドネシアのバンダ・アチェの訪問記が掲載されている。子ども達への優しさと子ども達から慕われているのトットちゃんだった黒柳さんならではと思う。テレビではここまでいい印象は正直持っていないし、ユニセフ以外の話題のエッセイにはそんなに興味もないこともあるけれど、今後も本は読みたいと思う