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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784103551911
作品紹介・あらすじ
映画・音楽・小説、3ジャンルを越境した活動で注目される異才の初の小説! 東京から遁走して着いた四万十川の辺は、生死の境を越えた聖なる空間だった。――流される日々の中でみた夢。祖父が晩酌の時間にこぼす愚痴。母の洗濯物を干す音。父の風呂場から聞こえてくる音痴な歌。十数年の生死の記憶が詩的な言葉で鮮やかに蘇る。青山真治が「最後の映画作家」と激賞した逸材が放つ心を揺さぶる世界!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
独特な表現と感覚的な言葉が織りなす夢心地の世界が広がる作品で、読む人を不思議な体験へと誘います。著者の生活や感覚が巧みに伝わり、ページを捲る手が止まらなくなるほどの没入感を与えます。作品の中には、祖父...
感想・レビュー・書評
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誰かに届けよう、伝えようが1番じゃない本。
ほきもとさんの感覚と生活がするりと伝わってくるような、不思議と夢心地になる本。
最初はなにを言ってるのやらさっぱり、って思ってたけど、だんだんと言葉を頭で理解するんじゃなくて、言葉が感覚的に伝染してくるような感覚になって、ページを捲る手が止まらなくなった。
読むというより、見て、捲って、浸った、みたいな。
Bialystocksの曲を聴きながら読むと、最高に最高にしあわせ。ガラガラの電車で立っていたいって思うくらいに、 -
著者の監督作品である映画BAUSが不思議に心に残るものだったので選択。
私の実母は難病で回復が望めない。
著者の体験は近い将来私にも起こり得ることで、ひたひたとした悲しみを感じながら読み進めた。あとがきにある『これからは一人で生きていかねばならない」という言葉は重い。
唐突に始まる表現や独特の言い回しに戸惑いもするが、高知弁ネイティブの私は田舎暮らしのあれこれが目にみえるように理解できてしまい特に著者の祖父のキャラクターには笑ってしまう。
逆にこれ高知以外のひとにわかるのか?とも思う。
奇妙な読書体験だった。著者の新作はまた読みたいと思わされた。 -
笑い、泣き、迷路に迷い込んだりしている間に読み終わってしまう
映画監督でミュージシャンである作家が書いた小説
映画も音楽も知ってる人は、あぁ 全て地続きね って思える
映画も音楽も知らなくても、独特の世界観で書かれた小説は、魅力的です
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渋谷SPBSでのイベントにて購入。その場で甫木元さんに名前入りサイン頂けてとても嬉しかった…!
序盤、突然始まる空想シーンが多くてやや読みづらかったけど、何とか進めた。甫木元ワールド全開。所々ビアリの曲の歌詞も。
綺麗な曲を作る人なので何となくお上品なイメージを抱いてしまっていたけど、意外とカジュアルな表現も多くて面白かった。(そういえばWinterの修正前の歌詞はアレか笑)
「自分の物ばっか。自分の事ばっか」とか言われちゃうのも、なんだか想像ついて笑ってしまった←
表現者というのはそんな人が多い気がする、何より自分の世界が重要な職業なので(偏見)
自然の描写が豊かで、風景を想像しながら読むのが楽しかった。土佐弁や四万十川周辺の様子、植物についてたくさん知れた。
あと、カタカナがよく出てきて昔の小説みたいな読み心地だった。
お母様の18年前のお手紙が素敵。
読み終わったこのタイミングでちょうど、映画の配信(期間限定)が始まって嬉しかった。映像や音楽が本当に良くて、スマホやテレビじゃ勿体無いなと思った…いつか映画館でも観てみたい。
かなり抽象的な作りになっているので、小説版を読んだ後で良かった。
Quicksandの曲たちに対する理解が少し深まった、気がする。(何周も聴きながらのんびり書いてたら長くなっちゃった)
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