行儀は悪いが天気は良い

  • 新潮社 (2023年11月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784103553717

作品紹介・あらすじ

何にでもなれる気がした「あの頃」を綴った、Aマッソ加納、待望の最新エッセイ集! 実家に出入りしていたヤバいおっちゃんたち、突然姿を消した憧れの同級生の行方、「天職なわけではない」と言い切る芸の世界を志した理由、「何かを失った人間の中で一番最強」な親友・フワちゃんの素顔……。生まれ育った大阪から多感な学生時代、芸人としての日常まで、懐かしくて恥ずかしくて、誇らしくて少し切ない24編を収録。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

ユーモアと人間味あふれるエッセイが展開され、思わず笑顔になれる瞬間が詰まっています。著者の加納さんは、実家に出入りするおっちゃんたちや親友フワちゃんとの思い出を通じて、自身の学生時代や芸人としての日常...

感想・レビュー・書評

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  • 【相方から“愛”ある応援コメント到着!】 Aマッソ・加納愛子、待望の最新作『行儀は悪いが天気は良い』発売まであと1週間!|株式会社新潮社のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001211.000047877.html

    Aマッソ加納の最新エッセイ集『行儀は悪いが天気は良い』が11月16日に刊行 | CINRA
    https://www.cinra.net/article/202311-whn-gyoten_edteam

    Aマッソ加納が語る、子供時代に出会ったヤバいおっさん 喧嘩最強「パッチギ」のモデルも | エッセイ | 行儀は悪いが天気は良い | Book Bang(2021/09/24)
    https://www.bookbang.jp/gyoten/article/81

    加納愛子 『行儀は悪いが天気は良い』 | 新潮社
    https://www.shinchosha.co.jp/book/355371/

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    スミマセン誰の本棚で見掛けたか失念。。。

  • 芸人Aマッソの加納さん2作目エッセイ。
    思わず笑ってしまうようなお話ばかり。
    外出先ではあまり読まない方がいいかも?
    人目を気にせず思いっきり笑える場所で読むのをおすすめします。
    高頻度で実家を出入りするおっちゃん、大親友フワちゃんとのお話が特に好き。
    加納さんの人柄が溢れている軽快で明るい文章。
    時々鋭いツッコミが入るのも最高。
    元気が欲しい時読み返したくなる 一冊。

  •  1作目のエッセイが好きだったので2作目も読んだ。今回は追憶編とでもいうべきか学生時代の話を中心に過去に思いを馳せるエピソードが多い。同郷、同世代ということもあり個人的な記憶とオーバーラップする部分も多く懐かしい気持ちになった。

     ウェブ連載のエッセイをまとめた一冊となっており冒頭からネタ切れとの戦いについて言及されているが、それゆえ過去の引き出しをあけざるを得なかったのかもしれない。ノスタルジーとニヒリズムがちょうどいいバランスだった。前述のとおり同郷、同世代の共感がこれでもかと襲いかかってきた。とくに市バスで囲碁教室に通っていた話はほぼ全く同じ感覚を味わったことがある。今でこそスマホで検索してどのバスに乗ればいいかはすぐに分かるので間違うことは少ないかもしれない。しかし当時の大阪市のバスのどこに行くのか分からないムードは半端ではなかった。私は雨の日、塾に通うときに乗っていたが毎回ドキドキしていたし財布を落としたこともある。(返ってきたことが未だに信じられない)そんなことを数十年ぶりに思い出しつつ、大阪のおっちゃん、おばちゃんがいるどストレートな「ザ・大阪の家族」の様子は大阪を出て十数年経った今では一種のフィクションのようにも思えるのであった。

     著者が並の芸人と異なるのは言葉への感度の高さ、言い回しの上手さ。特に後者は小説を書くようになったことも影響しているのか、かっこいい。一部引用。

    *私だけが芸人になった。きっと少しだけ、自分自身に対する期待値がまわりの友達より大きかったのだ。そして何より、日常の中で交わされる意味をもたないやり取りに固執していた。誰の心にも一瞬しか咲かなかった言葉たちが私の中でだけ沈殿していき、取り出して遊びたいと思ったときには誰もいなくなっていた。*

    *ねこだけじゃない。赤ちゃんも洋服も誰かの言い間違いも、「かわいい」という感情を抱かないと生きていけないことが怖い。でも「ねこがかわいい」が特別に怖い。いや、本当は怖くない。本当は、猫もかわいかった。はなとさくらがかわいくて幸せだった。そんな過去が積み重なって今が形作られた。*

     読んだタイミングは完全に偶然なのだが、今話題のふわちゃんとの友人関係についても一章丸ごと使って言及している。彼女の今回の言動は世間的に許容できない人がたくさんいることは理解できるが、そもそもまともなキャラではないことを本著を読んで思い出した。忖度しない単刀直入な物言いや言動を皆でオモシロがるだけオモシロがって、その対象がピュアなものに世間の想定以上のエグい角度で向かった結果とはいえ、ここまで残酷に切り捨てられるのは少しかわいそうな気もする。

     近年のお笑い賞レースの巨大化(著者の言い方を借りればオリンピック化)に関する話も興味深かった。皆がM-1、KOCなどの賞レースに向けて劇場でネタを「かけていく」そこでは目の前のお客さんを審査員扱いして、その日の出番自体をないがしろにしているのでは?とお笑い純度が高い著者ならではの指摘がなされていた。行儀は良くないかもしれないが、本当に思っていることを言える芸人が好きなのでこれからも応援したい。

    *私はそれがめちゃくちゃ気持ち悪かった。「オリンピックやないねんから」と思った。みんなオリンピック思考が好きなのが嫌だった。じゃあ、来年から大会がなくなったらどうするのか。この大会自体も、かつては一人の芸人が提案したアイデアだったことは気にならないのか。*

  • お笑い芸人としての著者は全然知らないが、前2作の著作がともにアマレビ星5つが75%超え。おもしろいエッセイや小説を書く人なのではと気になりだしたので読んでみたい

    #行儀は悪いが天気は良い
    #加納愛子
    23/11/16出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/47v3Mrg

  • 加納さんのお兄ちゃんには、是非加納さんと一緒にさんま御殿に出演してほしい。

  • おもしろい。
    加納さんの言葉が好き。

  • ふむ

  • Aマッソ加納さん前作のエッセイが面白かったので読んでみた。
    前作と比べ自身の経験や思想、葛藤など、具体的に書かれていてリアリティがあった。直接話を聞いているような質感の文章だと思う。
    好きな芸人さんではあるが、これを読み進めると人となりを知り過ぎているのではという感覚になる。それほどエッセイの為に自分を棚卸して書き続けてきたのだろうなと力強さが伝わってくる。
    それでいてもちろん面白いので、この人の今後の活躍を見ていたい気持ちが強くなった。

  • 加納さんの文章大好き!

  • 人に対する客観的な捉え方が痛快でおもしろかった。誰かを傷つけるわけでもなく、とにかく自分はこう思う!を大阪弁とツッコミを駆使して表現しているので柔らかいおもしろさになる。

    お笑いに対する考え方も「好き」の部分から始まり、何をしたいか、何ができるか、どうあるべきか、、どうおもわれているか、何をしてはいけないかの理想的思想の順を掲げていて、この人デキル!と思わされた。

  • 「青春」というお話が印象に残った。
    加納さんが企画したお笑いライブのエピソードで頑固な加納さんの思いが伝わったり、心から企画したライブを楽しんでいる、加納さんのまさに「青春」を感じることができた。
     バンドが企画する音楽ライブやフェスとも似ているところがあるなと感じた。お笑いライブ行ってみたいなと思った。

    「将来の夢なに?」も面白かった。
     面白すぎてカフェで声出してしまいそうになった。文章で笑えるのってすごい。

  • 『イルカも泳ぐわい。』から意識的に手法と題材を変えながらも、文章の切れ味とその介抱力は相変わらず抜群で。「あっ、そういうことも書いちゃうんだ」という驚きの先に際立つのは「Aマッソ・加納愛子」としての矜持であり。いつか単独公演に行ってみたい。

  • おもしろい。前作のエッセイよりも肩肘の張ってない、加納さんのそのままの声が聞こえてくるようだった。でも加納さんの考えた、「どやこれ、おもろいやろ」という文章も好きなので少し寂しい気もした。くーちゃんの話、バスクの話、うっちーの話、ねこの話、新宿駅の話がお気に入り。

    Aマッソが昔バスクという名前のライブをやっていたことは知っていた。そして最近、マイナー言語の翻訳家の方を話を集めた本を読み、バスク語について知り、その時点では結びつかなかったが、この本を読んでそういうことだったのか、と納得がいった。ちなみにバスクチーズケーキのバスクもこのバスクである。私はレアチーズケーキが好きだ。

  • 前から読んでみたかった芸人さんのエッセイ。
    芸人になる前の日々、なってからの日々。
    エピソードが濃ゆい。
    歯切れ良い文体で楽しく読めました。

  • 加納さんの文末の文章、終わらせ方が好きです。

  • Aマッソは好きだし、加納はサーヤと並んで女性芸人の中で一際返しの上手さが光る才能の持ち主。勿論ここに書かれているエピソードの面白さは強いが、そこまでエッセーとしてスゴイとも思えない。芸人・芸能人が書くと話題になって取り上げられているだけで、職業作家に肩を並べるレベルまでは達していない。

  • 個人的に大ファンでお渡し会にてご本人にもお会いできた。
    とにかく可愛い人。

    ファンといいながらも恥ずかしながら本を読むのは初めてで、加納さんのコントなどからすると凡人には少し理解しにくい雰囲気なのかと思っていた。
    そんなことは全然なく読みやすくてとにかくクスッと笑える。
    さすが芸人さん。
    お父さんの話や実家に出入りしていたおっさんたちの話最高だった。

    新宿駅の話も好き。

    こういう環境が加納さんを作ったんだと思うと感慨深い。
    物事をおもしろく捉える考え方が加納さんみたいにできたら毎日おもしろいだろうなと思った。

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著者プロフィール

加納 愛子(かのう・あいこ):1989年、大阪生まれ。ワタナベエンターテインメント所属。2010年、お笑いコンビ「Aマッソ」を結成。MBSラジオ『Aマッソのヤングタウン』(毎週木曜22:00)、テレビ東京『正解の無いクイズ』(毎週月・火・水曜17:30)にレギュラー出演。4月からは新番組テレビ朝日『A LABBO』(4/2より毎週火曜25:56)が放送開始となる。また、中京テレビ『スナック女子にハイボールを』(4/4より毎週木曜25:04)では、初の連ドラ単独脚本を担当。著者に『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房)、『これはちゃうか』(河出書房新社)、『行儀は悪いが天気は良い』(新潮社)。新たに小説集『かわいないで』(文藝春秋)の発売も発表された。YouTube『Aマッソ公式チャンネル』も好評配信中。

「2024年 『イルカも泳ぐわい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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