猫と罰

  • 新潮社
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本棚登録 : 393
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103556718

感想・レビュー・書評

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  • 「猫に九生あり」というけど、前世のこともしっかり記憶しているというのは不思議な感じ。
    自分がもし…と考えてみると、かなり混乱しそうな気がする。
    ちょっと訳ありの猫たちが「北斗堂」に集まってきて…と物語が始まっていくのだけど、前半はどういう展開になるのかよくわからなくて、ちょっと退屈だった。
    店主北星や猫たちの事情が明かされていく辺りから面白くなってきたかな。

    本題からそれるけど、「魁星」って北斗七星の一部で、中国では文章の神様なんですね。
    頭の中で力士が浮かんでたけど、漢字が違うし!
    若者だったらバーチャルライバーが浮かぶんだろうか。

  • ねこ、魔女、そして表紙のほのぼの感で勝手にイメージを作って読み始めた。ところが、私の想像とは全く違った。

    9回めの生まれ変わりの猫のクロのこれまでは、悲惨で時には残酷だった。北斗堂には表紙のイメージとは違った、不穏な空気を感じた。集まってきた猫たちや、魔女と呼ばれている北星恵梨香、常連の小学生の神崎円は、始めの方は穏やかな感じだったが、クロが自分の半生を語っていくにつれて、時が流れ、状況は思わぬ方向になっていった。いろんな要素が詰め込まれていて、だんだん話が重くなっていった。

    そして後半、魁星の話が出てきた辺りから、私はファンタジー系は苦手なのかも、と気づいてしまった。でもクロが夏目漱石の猫だったことがあるというのは、とても興味があったし、猫が亡くなるときの気持ちは、そうであってほしいと思うものだった。

  • 感想
    たまには休んでみる。そこに猫がいるから。それは一時の現実逃避に過ぎないのかも。だけど今の自分にとっては心を満たしてくれる。

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著者プロフィール

宇津木健太郎(うつぎ・けんたろう)
埼玉県越谷市出身。本に囲まれた家に育ち、気付いたら小説を書き始めていた。
各賞への小説の応募や投稿を当たり魔的に繰り返し、ようやくエブリスタ×竹書房「第二回最恐小説大賞」長編部門にて本作『森が呼ぶ』が大賞受賞。
プロフィール欄で遊ぶことを目標の一つにしていたので遂に夢が叶ったと歓喜するも、何を書こうか迷っているうちに一時間が経過している。カフェイン中毒。

「2021年 『森が呼ぶ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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