荒野に立てば: 十字路が見える

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 27
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103562146

作品紹介・あらすじ

ほんとうに生きるとは、前に進むことだ。熱き魂の伝道師による「人生の羅針盤」! 迷っている間、人はほんとうに生きてはいない。迷うのは、ひと時でいい。生きている時間には、かぎりがあるのだから――長い小説を書き終えた作家に訪れたのは、次の物語をはじめることへの不安、そして思いなやむ自分との決別だった。ページから溢れ出す至言の数々にKO必至。人生の滋味、エッセイの醍醐味をあじわい尽くす一冊!

感想・レビュー・書評

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  • エッセイ集なんだけど、なんか切れ味を感じなかったのはなぜなんだろう?

  • ★2017年9月17日読了『荒野に立てば十字路が見える』北方謙三著 評価B
    私が好きでずーっと読んできた水滸伝シリーズの作家、北方謙三のエッセイ。いつもは格好つけている日本版ショーンコネリーみたいな彼が、意外とくだけて本音を語っている点に好感が持てる。そして、私生活では、ただのジイジイになって孫の相手をしている様子も微笑ましい。

    私より若い者はみんな小僧だから、世の中、ほとんどの人間が小僧である。しかし、毎日歩いていて、誰にも追い越されない。自分では、還暦前の人生は一旦置いて、少年なのだと思っているのである。(成る程いつもまでも若々しい感性を持っているわけだ!)

    バンドの名前も、憶えきれないし、憶えようという気もない。いいバンドだったら、そのうち頭に残ってしまう。「ワンオク」などもそうであった。
    (北方謙三もワンオクを評価しているんだ。)

  • 男は
    人生の前半は父親に似て
    人生の後半は祖父に似る
    というが、

    死んだじいちゃんに風格や体躯や雰囲気などが似ている、などというと手前味噌か。

    だが理想とする男の風格が、20代中盤からことごとく通じてきているのは、
    じいちゃんがやっぱり好きで、小さい時から鮮烈にカッコ良いと思っていたからだろうな。

  • 釣り、酒、旅、そして生き方の語り、人生のうんちく…。潔くてこだわりがあってかっこいい。北方美学満載のエッセイ集。エッセイはエッセイでいいけど、愛読者としては早く次の小説が読みたいのです。大水滸シリーズが終わって抜け殻になっているところ申し訳ないけれど。

  • 気取った本であるが、偶然にも良い言い廻しを見つけた。
    本文174ページ
    『記念品として切符を残していたはづだが、・・・どこかに紛れ込んでしまったのか。まあいいさ、記念品などに、大きな意味はない。それを遣った、ということが大事なのだ。』
    いいね!(^o^)

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で菊池寛賞を受賞した。

「2019年 『魂の沃野(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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