生きるための辞書 十字路が見える

  • 新潮社 (2020年2月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784103562153

作品紹介・あらすじ

かつて「小僧ども」だった、すべての「君」へ。息苦しい時代を悔いなく生きる極意を満載した決定版! 数多の若者を勇気づけ、感動を与えた伝説の青春相談から二十年。歳月を経た今だからこそわかる、家族の情、友の痛み、旅の意味がある。そして、何時も色あせない映画と音楽があった。寿司屋での作法から、孫の育て方、そして友との別れ方まで……“ほんとうに生きる”ために必要なヒントを集約した「北方ダンディズム」の集大成。

みんなの感想まとめ

多様なテーマを扱ったエッセイ集は、人生の様々な側面を考えさせる内容で構成されています。著者の独特な語り口は、時に横柄さを感じさせつつも、読者を引き込む魅力があります。特に映画や音楽に関する話題は、多く...

感想・レビュー・書評

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  • 週刊新潮2017年2月23日号から2019年2月7日号まで掲載されたコラムをまとめたもの。週刊誌を読まなくなって久しいので全く知りませんでした。すでに4冊目。

    北方謙三は一時期ハマって、新刊がでれば読んでいましたが、今は「チンギス紀」がでれば読む程度。若い人向けの人生相談の体になっていて様々な話題が出てきます。今年から封印していた映画をDVDで見なおしているので、音楽や映画の話は大いに元気づけられます。生きるための辞書だが、勝手気ままにあるいは思いどうりにと付けたい。こころを保つために必要なもの。

  • 晩年の北方謙三という一人の人間の生き方がとても詰まっています。

    率直に面白い人生を送っているなという印象が強く、あらくれで型破りな印象もありますが、実はとても上品で、いい趣味を持っているように思います。

    自分の1年間を、北方謙三に沿って生きてみるというのもとても面白い経験になるでしょう。
    自分の指針が定まらない時に読めば、何かハッとするようなひらめきを与えてくれるかもしれません。

  • 高校3年生でソープに行った者としては、北方謙三先生のエッセイは読まざるをえなかった。けどはじめの数ページで飽きた。

  • <御>

    北方謙三 大御所です。
    とても面白い本書は,このシリーズの何作目かであり僕はずっと読んでいるが今回あらためて語り口がとても特徴的だと感じた。と云うかはっきり云って横柄な語り口である.(そこが面白い!) 大御所北方謙三だから許されるのだろう.その昔もっと大御所だった先輩作家達がほとんど鬼籍に入ってしまって今や北方に文句を言うヤツはたぶんもういない.と云う事は次は君ですかい大御所さん.あ,すまぬひどい冗談であった.が,まあ後は頼んだぜ大沢兄ぃ.

    しかし本書に対抗して大沢兄ぃもエッセイをどこかの週刊誌に連載すればいいのに。それとももう書いているのに僕が知らないだけなのか。

    さて作者の事を書いたら次は編集のお話。
    本書「旅」「食」「躰」・・・「家」などのタイトルをそれぞれの章に付けて,そのタイトルに当てはまりそうな内容のエッセイを集めて編集してある。その章をどういう順番に配して本にしてゆくかというところに編集者は相当苦労したのだろうなぁと思えた。

    結果「旅」の章がのっけの一番に載っているが、これは残念ながら失敗であろう。北方謙三の旅話は存外に面白くないのだ。やはり本の読み始めは大切で下手すると初心者?などはそこら辺で放り出してしまったりする。僕は我慢して先へ読み進めてとても面白くて良かった。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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