河童が覗いたインド

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 65
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103568018

感想・レビュー・書評

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  • インドに行く前に借りた1冊。
    イラストのディテールに脱帽。

    インドは広く、そして深い。
    インドを覗くと、何が見えてくるのか?人一倍の好奇心と行動力で“覗きの河童”がスケッチブックと巻き尺を携え、インドの大地を這いまわった。
    下痢にもめげず、熱射病も乗り越え、体験したものは…。
    細密イラストと手描き文字で、浮かびあがらせたインドの素顔。
    上から下から斜めから、“生き生きインド”が見えてくる。
    空前絶後のインド読本決定版。

  • 素晴らしい。
    インド本としては、藤原新也の「印度放浪」とともに名著なのではないか。
    その手書きやイラストの描写にただただ圧倒される。こういうのを本というのでしょう。
    インド旅行を終えた著者が東京に戻ってきた、1985年の4月。
    その一ヶ月後に自分が生まれたんだなーとなんとなくしみじみ。
    少年Hもぜひ読んでみましょ。

  • もっと早く読めばよかった。字の小ささから取っ付きにくかったのかも。いざ読み出したら、インドあるあるの深い洞察力、軽快な表現でぐいぐい旅行してる気分になった。河童の覗いたシリーズ、読みたくなった。インド、旅にいきたい!!!
    2014.4.5

  • ヨーロッパよりも一国に集中しているし、本になることを前提に旅しているので読みやすい。
    実際にインドに行ってもこんなに観察出来ないだろうからインドに行くよりこの本を読む方が私にはあっていると思う。
    世界史を勉強しておいてよかった。

  • 「河童が覗いた」シリーズ第3作。中でも名作の呼び声高いインド編です。インドの全貌を通り過ぎただけの旅人が分かるはずはない、あくまで自分の覗いたのはインドの一部分であるという河童さんのスタンスには共感できる部分が多いです。

    緻密なイラストや文字は当然のこと、50歳を超えた河童さんの好奇心と、それをもとにした若すぎる行動っぷり、インドの人との付き合いかたに目を見張ります。

  • 1978年と1983年に2回,1ヶ月半ずつ出掛けていって,話の特集に連載〜カルカッタ・カジュラホ・アグラ・デリー・ボンベイ・ハイダラバード・マドラス・マドゥライ・コーチン・マイソール・バンガロール・アジャンタ・エローラ・ウダイプール・ジャイプール・スリナガル〜ムンバイ(ボンベイ)はゾロアスター教徒(パースィー)の町で,私も死んだら沈黙の塔に置いて欲しいと思う。巨岩の町ハイダラバードも魅力ある。最南端のコモリン岬にはちょっと惹かれるが,マイソール,ウダイプールやスリナガルには是非行ってみた。マイソールはマハラジャ・パレス,ウダイプールは湖に浮かぶレイク・パレス・ホテル,カシミール地方のスリナガルはボートハウス。バンガロールはシュラバナ・ベルゴラのジャイナ教の聖地の一つだが,足の裏の柔な私には無理。あとがきの活字の読みにくさと,河童の手書き文字の読みやすさ!

  • 緻密な手書きの挿絵が印象的。インドで泊まったホテルの間取り、見つけた変わったモノなど細かな図入りで解説されていて面白いです。ただ、発行されてからかなり経っているので、実際にインドで探して、「それはもうナイよ」と言われてしまったモノもありましたが・・・

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プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

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