- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103590019
感想・レビュー・書評
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ニューヨークの24時間を読んでいて
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この人はジャーナリスト。肩書きを気にしてると言われるだろうか?この出だしは。でも何の仕事をしているかというのはその人の重要な側面であると私は思うね。
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私にある日本人的クセ:<br><Br>
・日本家屋でのスリッパの履き替え→潔癖とも言える気持ちの上のきれい好き。ふきんの分類とかね。<br><Br>
・僻み根性→coyness純情ぶりという形でありそうだ。<br><Br>
・トシをきく→年功序列社会のせいか1才でも年上の人には敬語を使わねばという気持ちから日本人にはトシをきいてしまう。年下ならいたわらなきゃと思うし。同い年しかハメをはずせないというのは損な人間関係の築き方だ。外国人にはあまりその必要性を感じない。敬語いらないからさ。<br><Br>
・分類好き→これはもうどうしようもない。共通項をくくるの大好き。でも物事が多面性をもっているのは知ってる。割り切れないことがあるのもね。<br><Br>
・対決嫌い→特にどーでもいい人とは。好きな人ほど意見を交わしたい。これは当然か。<br><Br>
・純血主義→種の保存という考え方自体が人種差別に基づくのかしら。<br><Br>
・女ものが小さいことに疑問を持ってなかった。<br><Br>
これ以外35/43の項目は、普段私もヤダなーと思ってたり、決して自分はこうあるまいと心がけている事だった。私自身、この自由にものの言えない、出る杭は打たれる日本社会でよくがんばってきたなと思う。私ががんこであり親も周囲と違うということを怖がらなかったおかげだ。通勤地獄に暴動もおこらず、若手が50代という民主主義ごっこをしてるモラルのない政府を許す日本を不思議だと思うし嫌いでもある。もちろん人情深さとか好きなところもあるけどね……世界に出たいという気持ちとともに日本を変えてかなきゃと思う。国家って何だろか?○○ジンって何だろか?私にはそこらへんがこだわれない。みんな地球人でいいじゃん。'92
千葉敦子の作品





