熱血ポンちゃん膝栗毛

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 79
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103668114

感想・レビュー・書評

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  • カバー絵が好みではなかったので、どうかなと思いつつ読み進めました。
    前半はあまりにも自分と違う世界、価値観が繰り広げられるので面喰ってしまいました。
    正直、私の肌に合ったかというとそうではなかったけれど、読んでいて伝わってくるポンちゃんの飾らない、媚びない、自然な姿、そして人を見抜く力が女性としてかっこ良いです。
    自分はそうなれないし、私個人がなろうと望むこともないかもしれません。
    でも、自分と正反対の世界を覗ける読書ってやっぱり面白いなと思わせてくれた本でした。

  • 再読

    2004年10月~2006年9月ポンちゃんシリーズ。

    このシリーズ、もう何年読んでるんだろう?
    少なくとも10年以上。
    姪のかなちゃんもう高校生だ。うはー。

    相変わらず酒を飲んで、一人ノリツッコミでみんなは○○だけど私は違うのぉ、という話

    ポンちゃんの新刊が楽しみで楽しみで、
    (昔は確か新刊が冬に出た筈?)
    貪る様に何度も読み返す、そんな時期がありました。

    今は惰性で買い、惰性で読む。
    これも1回読んだから売ります
    でもそのくらいで良いのかも
    ものすごく好きだった時期が青かったのでしょう。
    つまらない大人になったのでしょうか。
    良識だけは私も身につかなかったんだけど。

    表紙江口寿史はずるいw可愛すぎ。
    でも似てる。

  • 詠美さんのポンちゃんエッセイ。
    相変わらず美味しいもの食べたくなるw
    この人の文はいろいろな美味しさが伝わってくる。
    食べ物しかり男しかり人生も。

  • 「本を閉じられないときの幸福感は、漫画も文学も一緒。この楽しみを知らない人って何か大きな忘れ物をしていると思う。」

    超々久しぶりの熱ポン。エイミー好きを豪語しておきながら、唯一単行本を買うのに、結局読んでない。しかもサイン会にも行ってるのに!
    エイミー節は変わらずで、好きなように生きて良いんだと、なんだか勇気を貰っちゃう。
    と同時に、私、絶対エイミーの前には行けない!と自分の日々を見つめなおすのでありました。
    熱ポンは、久々にいろいろ読もうかな〜。私が一番好きなエッセイ集だ。

    【5/23読了・初読・市立図書館】

  • 同年代で憧れる人といったら、まずこの人でしょう。
    でも、エッセイはあまり好きではありません。
    小説に心血を注ぐ人だから、エッセイは軽く・・・それが無理に軽くしてるように私には見える。
    内輪っぽいギャグが多いせいかな、あまり笑えないし。

    でも、年齢が近いせいか、彼女の言ってることはすごーくわかるのよ。
    共感することが多いし。
    彼女のファンだから当然なんだけどね。

  • 借りた所:川崎市図書館
    借りた日:2007/07/18-2007/08/01
    読んだ日:2007/07/18-2007/08/01

  • 詠美さんの考え方が合わないように感じ初めて、小説は読むのを一時中断しているんですが、相変わらずポンちゃんシリーズは面白い。目新しい出来事はなく、お酒と本と家族と、ちょこっと男の子、な内容。安定して楽しめる、パワフルなポンちゃんの日々。姪のかなちゃんが大きくなっていて、それにびっくりしました。どうりで私も歳を取るわけだ・・・

  • 熱血ポンちゃん最新刊(2007年1月現在)。やっぱり面白いなあ、このエッセイ。まったりした中にポリシーを感じる。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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