白旗伝説

  • 新潮社 (1995年5月1日発売)
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784103684060

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

降伏の象徴である白旗の起源を探ることで、近代日本人の精神史が浮かび上がります。作品は、降伏というテーマを中心に、歴史的背景や文化的な意味を丁寧に解説しており、初心者にも理解しやすい内容となっています。...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とても面白かった。説明のもっていき方や、別の角度から見た場合の想定に対する準備の仕方などが自分と似ているのか、とてもしっくりくる。初心者の人にも解りやすいように丁寧に書いてあり、漏れがないように(多少のダブリはあっても)、しかもなるべくバイアスが掛かってないように書かれている。そういう意味では主張ではなく論文というか調査レポートという感じ。この感じがとても良い。
    ペリーの来航以来、国内外で数々の戦いをしてきたこの国で、降伏という意味での白旗が使われてきた。これは国際法に合わせた動きで大変まともなものである。でも昭和16年1月の戦陣訓で、生きて虜囚の辱めを受けず 死して罪過の汚名を残すこと勿れ、となった後は日本全体が体裁を整える方向に行ってしまった気がする。しかもそれがビジネスの世界にまで浸透してきている。こういうのを正していく仕事がしたいものだ。

  • 白旗を掲げた沖縄の少女のポスター

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

松本健一(まつもと・けんいち)
1946年群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。
現在、麗澤大学教授。評論・評伝・小説など多方面で活躍中。
2011年3月11日におきた東日本大震災のときの内閣官房参与として、
『復興ビジョン(案)』を菅直人首相(当時)に提出。
著書に『白旗伝説』『北一輝論』(以上、講談社学術文庫)、
『近代アジア精神史の試み』(岩波現代文庫、アジア太平洋賞受賞)、
『開国・維新』(中央公論新社)、『砂の文明・石の文明・泥の文明』(PHP新書)、
『評伝 北一輝』(全五巻、岩波書店、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞)、
『畏るべき昭和天皇』(新潮文庫)、『天国はいらない ふるさとがほしい』(人間と歴史社)、
『海岸線の歴史』(ミシマ社)など多数ある。

「2012年 『海岸線は語る 東日本大震災のあとで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松本健一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×