映し世のうしろ姿

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103692065

感想・レビュー・書評

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  • およそ10年ぶりに再読.カバーの裏に「松丸本舗」の値札シールが貼ってあって懐かしい.

    1998-1999にかけて新聞に連載されていた文章で,当時自分が大学の2-3年生だった頃の社会問題の記憶が蘇ってきた.

    本書の内容というか書きぶりは,大衆メディア向けを意識してかしないでか,わりと紋切り型で飲み込めないものも少なくなかった.

    それはそうとしても,藤原新也という人は,20歳の後半から,30年近くずっと,断続的に「旅」を続けている人で,それ自体が浮世離れしているゆえんであり,またその文章もそういう背景を踏まえると言いたいことが納得できる.好き嫌いは別として.

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著者プロフィール

1944年福岡県生まれ。『印度放浪』『全東洋街道』『東京漂流』『メメント・モリ』『黄泉の犬』『日本浄土』『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている』『死ぬな生きろ』『書行無常』『なみだふるはな』など。

「2022年 『若き日に薔薇を摘め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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