- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103710110
感想・レビュー・書評
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面白かったー!出会った場所は決して良かったとは言えないけど、綾さんと芭子さんの関係はとてもうらやましい。現実はそんな甘くない、というどんでん返し、この二人の物語には起こさせないで乃南さん、と願います。
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「いつか陽のあたる場所で」の続編。
前科もちの芭子と綾香が自分の過去を後悔し
おびえながらも懸命に今をいきる二人の話。
「いつか・・」はドラマにもなり
小説よりもドラマを先に見たので
出演した女優さんの顔を思い浮かべながら
読みました。
二人とも芭子と綾香をうまく演じていたなぁと
思いました。
乃南アサさんの小説は読みやすく情景も
思い浮かびやすいし大好きです。 -
前作を読んだ時も思ったけど原作の方がドラマよりも人間のイヤな部分が黒々見えて芭子の性格もかなり人間臭い。でもこういう感じの方がリアリティーがあると思う。それにしてもドラマで斉藤工さん演じる大道芸人の彼(名前忘れたけど)はドラマオリジナルだったのね(・・;)ちょっと残念
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いつか陽のあたる場所での続編。
ドラマ始まっちゃったので、あせって借りたけれど、
何回か見ちゃったので配役が染み付いてしまったかも。
二人とも、元気出てきてよかったな。嬉しい。
コスモスみたいな人は、DV云々抜きにしても、
いるわ。
何人か思い出しちゃったな。(!)
普通の感覚の人が結局振り回され心も多少ダメージ・・・なんだよね。
更に続編が楽しみです♪ -
「いつか陽のあたる場所で」の続編。
前作より、より光が射してきた感じ。
人は誰でも、間違ってしまうことはあるけど、それを乗り越えて、光あふれる場所で自分らしく生きるってことを胸を張って、誰もができればいいと思う。 -
安定のシリーズでした。少しでも幸せになって欲しいなぁと思ってしまった。
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面白かった。前科持ちの2人の話。第2弾だったので、迷わず第一弾をこれから楽しみに読みます。
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久しぶりの乃南アサ作品
女性二人の日々の暮らしを綴った1冊
人に言えないなにかを持ちつつ
凍える牙から始まった乃南作品
女性が登場する話の方が
ハマってるかなぁ -
芭子と綾香シリーズ 第2弾
刑務所で知り合った二人が、出所して下町で暮らしていく物語。
4つの短編になってます。
・梅雨の晴れ間に
・毛糸玉を買って
・かぜのひと
・コスモスのゆくえ
前作より少しずつ成長が見られる二人。
芭子はアルバイト先のペットショップで、自作のペット服を売り出すことに。
綾香は着々と貯金とパン職人としての技術を磨いていく。
二人とも過去の事実を受け止め、前向きに生きる姿が色濃く描かれています。
芭子のペット服のデザイナーとしての自立に、応援せずにはいられなくなりました。
次作に期待しつつ、二人には幸せになってもらいたい。 -
静かにドキドキするほど、面白かった。私の好みである。きちんとオチがあるというか、すっきりする終わりがある話が好きなので、すっきりした気分で読み終わりました。前科者の女性2人が身を寄せ合って、でも最後は背筋を伸ばして生きる話。なによりパンが食べたくなったので、明日の朝は焼きたてパンを買いに行こうと思います。