ラスト・ラヴ

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103737056

感想・レビュー・書評

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  • 玉岡さんの切ないラブストーリーの中では一番

  • 2014/11/18

  • わかる!!

  • ううう。すごい話。兄弟ものってそれだけでどろどろになりがちだけどダイチが常に温かくてタイガに魅力を感じるのはわかるがダイチを選んでくれて本当によかったよ…。10.08読了。

  • 小説。両親が再婚することで出会う連れ子同士のラブストーリー。でも少し複雑で、それなら血縁はないはずなのに、二人いる義理の兄の弟の方と主人公が、お互いの気持ちを確認できたとたん、腹違いと露見するところから物語りは山場へ。禁忌である恋愛が露見して3年、その痛手から立ち直る手助けをしてくれた、今や上の義兄ではなく一人の男性として存在が大きくなる中、くすぶり続ける思いに決着すべく、原点となる地へ旅に出る。大きな試練、運命、勇気、決断…。ヒマラヤと神戸を舞台に、それぞれの役にえぐられるほどの感情移入をさせてくれる。印象が大きすぎて読後考えさせられる。恋愛小説の真骨頂見たり。

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著者プロフィール

◎玉岡 かおる(たまおか・かおる)作家、大阪芸術大学教授。兵庫県三木市生まれ、神戸女学院大学卒業。15万部のベストセラーとなった『夢食い魚のブルー・グッドバイ』(新潮社)で‘89年、文壇デビュー。著書には『銀のみち一条』、『負けんとき ヴォーリズ満喜子の種蒔く日々』(以上新潮社)、『虹うどうべし 別所一族ご無念御留』(幻冬舎)などの歴史大河小説をはじめ、現代小説、紀行など。舞台化、ドラマ化された『お家さん』(新潮社)で第25回織田作之助賞受賞。『姫君の賦 千姫流流』(PHP研究所)は、2021年、兵庫県姫路市文化コンベンションセンター記念オペラ「千姫」として上演。2022年5月『帆神』で新田次郎文学賞受賞。

「2022年 『春いちばん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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