この世の春 上

著者 :
  • 新潮社
4.02
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  • 本棚登録 :876
  • レビュー :107
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103750130

作品紹介・あらすじ

小説史に類を見ない、息を呑む大仕掛け。そこまでやるか、ミヤベ魔術! それは亡者たちの声? それとも心の扉が軋む音? 正体不明の悪意が怪しい囁きと化して、かけがえのない人々を蝕み始めていた。目鼻を持たぬ仮面に怯え続ける青年は、恐怖の果てにひとりの少年をつくった。悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのか――。21世紀最強のサイコ&ミステリー、ここに降臨!

感想・レビュー・書評

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  • 『重興様についているのは、三人の死霊』という展開から一転、男の子の名前がわかり、「なんだ違うじゃないの!新九郎の話をうのみにしてたよ!」と驚くころにはすっかり物語に引き込まれていました。
    その物語が進むと同時にすべての登場人物についても細やかに描かれます…さすがでございます。
    良い方向に進むと思いきや!…と早く読みたいとはやる気持ちで下巻に続く。

  • 宮部みゆきの時代小説はやっぱり面白い!
    最初はちょっと読み難いかな?とも思ったのですが、物語の舞台が五香苑に移ってからはグイグイと物語に引き込まれてあっという間に読み終わりました。
    上巻の終わり方もまた絶妙。
    心理学を少し勉強したことがあるので、重興の病に対して藩医が「多重人格」というアプローチをかけようとしてるのかなぁと思われるのがまた面白く…
    続きがとっても気になります。

  • 苦手な時代物だったがお借りしたので読んでみることに。
    宮部先生は大好きだが、時代物だけは敬遠していた(^_^;)

    そこはさすがの宮部先生。

    単なる時代小説とはアプローチが違う。

    憑き物なのか?多重人格なのか?
    物語はどう展開するのか?
    散りばめられた伏線はこの先どのように回収されるのか?

    期待大のまま下巻へ!!

    • hs19501112さん
      この作品(この世の春)は未読ですが、、、、
      宮部さんの時代物、ちゃぁんとどれも面白いですよ。

      「宮部さんは好きだけど、時代物はちょっと」という気持ち、自分も同じだったのでよくわかります。その上での、おすすめをば、勝手に書かせていただきます。何なの参考にでもなれば、と・・・・。

      「ぼんくら」
      人気シリーズの1作目。
      時代劇版の警察小説 + 宮部流の人情話

      「霊験お初捕り物控」
      同じく時代劇版警察小説 + 宮部流超能力ものの系統(「龍は眠る」とかの一連のやつ)
      2017/11/20
    • bmakiさん
      おすすめ頂きありがとうございますm(__)m
      そうですね、食わず嫌いしていた感もありました。
      最近は読書慣れしてきたので、また手に取る機会があれば読んでみたいと思います(*^^*)
      ありがとうございました。
      2017/11/20
  • 時代ものかと思ったら、題材は医療、ジェンダー、親子関係etcですごく現代的だった。宮部みゆきさんの作品ひさびさに読んだけどやっぱおもしろいな。

  • 現代では名前がつき、説明できてしまうことでも、知識のなかった時代はどうだったのか。手探りで、ひとつひとつ確かめ、受け止めていく。困惑しつつも、まっすぐ向き合い、あたたかく支える、まわりの姿にジーンとくる。本人の苦悩も、痛いほど伝わる。前を向いて歩みだしてからは、共に応援したくなる。
    前半がスローテンポで、やや冗長な気も。

  • 一気に読んだ。さすがという感じ。このまま続けて下巻まで。

  • 主君押込に現代的なテーマがからみ、今後期待させる上巻。善意溢れる登場人物も、相変わらずのミヤベ調で、安定感あり。途中で失踪したキーパーソンが再度出てくるであろう下巻に期待大。

  • 面白い。タイトルと表紙の絵で、もしや裏切られるか…と思ったのも束の間。あっという間に引き込まれる。個人的には宮部さんの作品では、現代より時代物が人情味溢れるので好きです。その人情味もあって、なおかつ現代物のような深い推理ものであるところが、なんとも秀逸な作品。早く続きが読みたいなぁ。

  • 2018 5/31

  • スポーツに人生の一部をささげてしまった人たちを、ユーモアや皮肉も交えながら、冷静に綴っている短編集。夏の文庫フェアでよく紹介されていて、ずっと気になっていた本だ。わかりやすい輝かしい瞬間だけではない、彼らの人生がこれからも続いていくと思わせる構成が好きだった。

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