ケナリも花、サクラも花

著者 :
  • 新潮社
3.36
  • (2)
  • (2)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 26
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103780021

作品紹介・あらすじ

1993年1月、鷺沢萠は真冬のソウルへ旅立った。祖母の国の言葉を学ぶために。そして、春、桜の季節、町にはケナリ(れんぎょう)の黄色い花が満開だった。濃密な六か月の時の移りゆきの中で、日韓の関係を思い、自分に流れる血を考える。往きつ戻りつする率直で真摯な思索が、自らを問い、隣の国の人びととの新しい未来に向かう長編エッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 文体が自由すぎて少し苦手。
    でもそれ故に筆者の伝えたいことはひしひしとわかる。
    切実な本。

  • 鷺沢さんの臆病なところや、いざとなったら腹を括るところや、情けなさを面白ネタに変えて、その惨めさを消化しているところは、ほんとに共感する。そうなんですよね、鷺沢さんと頷くこと多々あり。しかしなぁ、ほんとになんでこの人自殺しちゃったんだろうなぁ…。これっていう主要因はなくて、様々な色んなことの積み重ねがあって、たまたまその時にふっと死ぬ気になったっていう、そういう理由なんてない事なんだろうなぁ。

  • おもに、鷺沢さんが韓国の延世大学に語学留学していた際のエッセイ。 <BR>

    ナグリとケナリのエピソードは、本当に心に響いて泣いてしまいました。

全4件中 1 - 4件を表示

ケナリも花、サクラも花のその他の作品

鷺沢萠の作品

ツイートする