過ぐる川、烟る橋

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 34
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103780045

作品紹介・あらすじ

貧しいけれどささやかな夢を持った男ふたり。ひとりの男はプロレスラーとして成功し、もうひとりの男には運が向かないまま。そして、女は芽の出ない男についていった-時は流れ、成功した男は中洲の街に佇み、封印したはずの記憶をまさぐって…東京と博多を舞台に、心せつなく描かれるセンチメンタル・ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 今が、幸福か不幸かは自分で決めることなのかもしれない。お金だけが、成功ではないて改めて思う。

  • 木沼駿一郎氏より寄贈。

  • 体が大きいことをコンプレックスに思う脇田。中卒で東京に出て、初めて就職した飲食店で同郷の先輩派多江に出会う。やがて波多江を通じて、プロレスの世界に身を置くことになった脇田は成功してゆき、波多江は雪と暮らすが借金に追われる日々となる…。「なしてこげんことになったっちゃろうか、な・・・」どうにもならないこと、努力して報われる者とそうじゃない者。ずしっと、胸にのしかかってくる無力感。

  • ものすごくリアルで、どんどん引き込まれてった。<BR>
    なんで鷺沢さんはこんなに色んな立場の人の心情が分かるんだろう?<BR>
    圧巻です。

  • 巧いね。してやられた!って感じかな。どんどん惚れていくね、この作者に。ホント惜しい人を亡くしました。合掌。

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