ウェルカム・ホーム!

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 220
レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103780052

作品紹介・あらすじ

「フツーの家族」って、なに?「結婚」なんかしてなくたって、血なんかつながってなくたって、家に帰ってきたときに、「おかりなさい!」こう言ってくれる人が、たぶんあなたのほんとの家族。ふつうとは少しカタチが違うけど、とっても温かいふたつの家族の情景を描いた心ぬくぬくの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 可愛い話でした。

  • ありきたりだけど、
    あったかくなれる
    泣ける

    大好きです

  • 心があたたかくなる話でした。

  • 自分の子供ではない子供を育てる二人の人物がそれぞれ主人公の2編物でした。この作家さん初読みです。最初の渡辺毅の方は、この本の前に重いテーマのを読んだせいか、主人公の喜怒哀楽についていけませんでした。個人的には2作目の方が好きかな。主人公の児島律子が昭和30年代生まれのバブル時代を背景に描かれているので、バブル時代未経験の私には珍しくもあり、世界観に馴染めない部分もありました。でもラストはほっこり、うるっと来ました。

  • 面白かった!古さを感じない。

  • 「渡辺毅のウェルカム・ホーム」「児島律子のウェルカム・ホーム」。

    血の繋がらない親子関係を描く2編。

    どちらかといえば、児島律子篇のほうが、暖かな気持ちにさせる。

  • これは亡くなる1ヶ月ぐらい前に出た本かな?
    舞台にもなりました。


    血のつながりの無い2つの家族の物語。 時代はバブルがちょっと終わった頃。

    自分のだらしなさが原因で何もかも失ったタケパパこと渡辺毅。
    全くだらしなくも無かったのに息子以外全てを失った英弘。
    英弘の提案で、毅は主夫(シュフ)をやることになる。(二人は恋人同士ではない)
    奇妙な男3人の生活。その息子、憲弘が書いた作文がタケパパを驚愕させる。。


    2度の結婚に失敗した児島律子。1度目は旦那の浮気、2度目は旦那の借金。 2度目の旦那には連れ子の聖奈がいた。
    天使のようにかわいいそのこを律子は一生懸命育てた。
    しかし、離婚という形でそれは終わった。。
    それから数年。聖奈と結婚したいと言う男が現れた。
    なぜ?今?私に?困惑する律子。しかしそこには聖奈の切実な律子への思いがあった。。


    二つの物語は繋がってはいないけど、どちらもほっとする読後。
    血の繋がりなんて関係ない。家族は家族だと言ってるようだ。
    物語の最後には、「おかえり」と誰かが誰かに言ってるのが聞こえてきそうです。

  • 大人の男2人と、男の子1人で暮らすお話。
    不思議な関係の3人だけど、心が暖かくなる。

  • あったかい家族の話が2つ入った本。

    父、息子、父の友人で暮らす男3人。
    血の繋がらない娘と数年ぶりに再会する育ての母。

    軽快でさらっと読めるのに、こんなに心に残るのはなんでだろう。
    珍しい題材というわけではないし。
    「ふつう」の幸せな家庭を築くのに失敗した人たちが、(当人にとっては自然な流れではあるのだけど)「ふつう」ではない形でつかむ幸せ。
    じーんとあったかい涙が浮かんでくる。

    作者の鷺沢さんは、2004年に亡くなられています。遺書はないらしいですが自殺という報道です。
    こんな優しい本を書く人の心中で、一体何があったんだろう。
    理由を想像してみてもわからないけど、新作がもう出ないというのは残念でたまらない。遡って他の作品も読んでみようと思う。

  • 「家族」の話。


    血がつながってるだけが家族じゃないよなあと。帰りたいって思ったときに頭に浮かぶ人が家族なんだろうか。

  • 面白かったーーー!!!
    家族って、家っていいよね!
    わたしもしゅふになりたいんだけど、バツイチのいい人いないかなぁ⊂( ^ω^)⊃
    上智ロシア語中退ってプロフィールに惹かれて読んでみたんだけど、特にロシアンじゃなかった。でもどこかしらロシアンだった。このロシアに少しでもかかわる人に共通する感じ、なんなんだろーなー。わたしもそうなれてたら、うれしくないけどうれしい。

  • お父さんが2人いる家。料理のできない女性。自分の娘じゃないけど、親子。
    とか、そんな「普通じゃない」家族もちゃんと家族している。

    大抵の小説は2回目に読むと、印象が変わるものだけど、鷺沢さんの小説の包容力は不思議と変わらない。

  • 面白かった!ちょっとだけ手をつけるつもりが、一気に読んでしまった。世間一般の「普通」とは違う家族×2のほのぼの話。「普通」じゃなくったっていいじゃんと元気を貰える。

    今調べて知ったんだが、筆者はもう亡くなってるんだ……。

  • 途中リタイア

  • 亡くなられたのが非常に惜しまれる方です。もっとこの人の本を読みたかった。

  • 父子家庭に居候している毅は、子供のランドセルから作文を見つける。書いてあったのは「お父さんがふたりいる」。恋人がいる毅は、この書き方だとホモに間違えられるだろうと心配するが…。
    お父さんとお父さん。お母さんでないところに子供は戸惑いを感じているのでしょうか。案外、子供が一番冷静だったりするものです。
    2編集録されていますが、読んだ後とても温かい気分になることができました。

  • くせのない文体で読みやすかった。だけどこれといって印象に残るものはなかった。後のほうの話はいまどきの女の子が読んだら何て思うのか聞いてみたい。

  • 家族をテーマにした短編集。
    こんな形の家族もあるのだな、といろいろ考えるお話。
    どの家族もあたたかくて、読み終わるとほわっとします(´ω`)

  • 生みの親より育ての親というか、
    血のつながりより深い関係もあるのだなぁ。
    あたたかい気持ちになれる。

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著者プロフィール

鷺沢萠(1968.6.20-2004.4.11)
作家。上智大学外国語学部ロシア語科中退。1987年、「川べりの道」で文學界新人賞を当時最年少で受賞。92年「駆ける少年」で泉鏡花賞を受賞。他の著書に『少年たちの終わらない夜』『葉桜の日』『大統領のクリスマス・ツリー』『君はこの国を好きか』『過ぐる川、烟る橋』『さいはての二人』『ウェルカム・ホーム!』など。

「2018年 『帰れぬ人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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