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- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103800101
作品紹介・あらすじ
「まだセンチメンタルな旅は終わっていない」――写真で綴る処女小説。震災後、被災地に赴いてカメラを向けることをかたく否定し、あくまでも都会に留まりながら、ひたひたと押し寄せる死の気配を写し取ることを選んだ荒木。自身もまた年齢を重ね、癌に冒されながら、生の中にある死を、日常の中にある此岸と彼岸をカメラで切り取ってゆく――写真家が本気で「書き」下した、写真による死(私)小説。
感想・レビュー・書評
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まったく意味がわからない
表紙(装丁)かっこわるい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
荒木氏の死のイメージ、あるいは憧れ?タイトルが絶妙だと思いました。
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女性の裸体の写真に、率直な疑問を感じた。わたしはこういうのはどうしてもどうしても、どうしても好きになれない。どういう理屈があろうが、どういう理想があろうが、どういう意図があろうが、女の人の裸体をこのように写して何かを表現するというのがどういうことなのか、理解できない。
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日々のスナップが時系列に並ぶ。3.11から約1ヶ月、連続する写真にメッセージが潜む。著名人の死、決して美しい容姿とは言えない女性たちのヌード、玩具をモチーフにした退廃的なショットなどの連続。浮かび上がる死生観。アラーキーの遺言とも取れる一冊。
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