還れぬ家

著者 :
  • 新潮社
3.23
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本棚登録 : 160
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103814054

感想・レビュー・書評

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  • 一言で言えば、すごく現実的な小説。
    凝った設定や登場人物などは一切登場せず、現実感を伴った状態で話は進行していく。
    認知症や介護という問題に実際に直面した時に、どのような行動をとればいいのかなど、考えさせられる小説。
    でも、読んでいて面白いかと聞かれれば、面白くない。

著者プロフィール

1959年、宮城県生まれ。84年、「木を接ぐ」により海燕新人文学賞、91年、「ア・ルース・ボーイ」で三島由紀夫賞、「遠き山に日は落ちて」で木山捷平文学賞、『鉄塔家族』で大佛次郎賞、『山海記』で芸術選奨・文部科学大臣賞文学部門を受賞。ノンフィクションに『アスベストス』、エッセイに『Nさんの机で ものをめぐる文学的自叙伝』などがある。

「2023年 『川端康成の話をしようじゃないか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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