- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103823032
感想・レビュー・書評
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世界で起きていることの舞台裏が見えてくる、素晴らしいドキュメンタリー小説だった。外交・インテリジェンスというものがどれだけこの世界を支配しているのか、我々の知らないところでどのような駆け引きがあるのか、時代背景も含めて理解を深めることができた。
佐藤優氏の小説と本書はとても関係性を感じる。
この本を何年も読まずに積んでいたことを後悔している。 -
偽造通貨だけでなく、人間関係に関しても深い。最後の展開にびっくり。
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限りなくノンフィクションに根ざしたフィクションとの印象。
うまい。
言葉が緻密かつ知的で、鋭角な豊穣さに満ちている。
構成、設定ともに、ある限定された職業/人生の人にしか
見得ない、実在するものを素材にしているだけあって、
非常にリアルでスリリング。
2作目以降の小説が素直に楽しみだ。 -
初めて読むジャンルのインテリジェンス小説。おもろかったよ。かなり現実も入っているようですし。
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単純に面白かった。
北がなぜ偽ドルをつくっているのか?
通貨のテロリズムから核兵器のテロリズムへ。
外交戦略への興味が出てくる本。 -
インテリジェンス武器なき戦争、をたまたま読んだあとに、先輩に貸してもらった本。以前話題になったときは完全スルーだったのに。どこまでリアルでどこまでが架空かが分からないリアリティを含む。そういえばニュースでもこの前偽札の話があがっていて、すぐさまこの本を思い出した...。
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元NHKワシントン支局長の手嶋さん。
911同時多発テロの際、いつテレビを見ても、彼が冷静沈着にニュースを伝える姿は、記憶に残る。
私は、冗談抜きで、彼はCIAに所属してんじゃないかとさえ思わせるインテリジェンス。きっとこの作品もかなりの確率で実話なんだと思っている。 -
2006/05ごろ 図書館
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一時期話題になりました。インテリジェンスの重要性。そして、外交の奥深さ。この本を読んだけれど、それ以上に手嶋さんの頭の良さに驚愕です。その考え方などはとっても勉強になります。