マンハッタン英雄未満

著者 : 森雅裕

• 新潮社 (1994年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ゆみさんの感想 · 2013年10月6日]

小学生の時に母に借りて読んだ本。
キャラがハチャメチャで内容もぶっ飛んでる。でもなぜかとても面白い。

[冬遊さんの感想 · 2011年7月18日]

■聖ジョン大聖堂で育てられていた幼いメシアが悪魔に誘拐された。悪魔を倒すことができるのは、聖なる音楽と聖なる剣のみだという。そこで時空の彼方から二人の男がニューヨークに呼び寄せられる。現代楽器を手にしたベートーヴェンと流星刀をもつ土方歳三、そしてメシアの母親ジュネ。風変わりな三人組が悪魔と戦う痛快無比の冒険譚。

■■土方さんが出てくるというので読む。嵐のようなドタバタコメディ冒険譚、みたいな。いや、むしろアメリカのアクション映画みたいでした。過去から現代へ無理やりつれてこられた土方さんとベートーヴェンが聖母（主人公）と救世主（息子）を助けるために奮闘する物語。内容云々よりもキャラが個性的過ぎて、面白い。特に土方さんとベートーヴェンのやり取りが笑える。突然未来につれてこられたのに、あっさりと現代に馴染んで、趣味はNYの地図を見ることと言ってしまう彼に惚れる。いい男でした。土方さんの美学はここでも健在。クールで強い。

[ももんがーさんの感想 · 2009年7月10日]

ひっさしぶりに読み返した。
この人の書かれる小説は、ストーリーはともかく（・・・）いらない突っ込みも多いけど（・・・）、しかしきゃるーんｗベートーヴェン先生スッｗテッｗキーｗｗと、やはり萌え萌えした。ベートーヴェン先生カッコ良過ぎる。結婚したい。（まがお）

[なごなごさんの感想 · 2008年1月14日]

持ってたんだけど、人に貸して以来、返ってきたのかどうかわからず行方不明。発刊当時、玉川高島屋SCの紀伊國屋書店で買ったのを憶えてます。これを読んでたころはまだ新撰組をちゃんと好きだったんだよな〜(´‐ω‐｀)　時間は容赦なく過ぎる。この方の書かれる土方さんはかなり好き。

[いろはさんの感想 · 2006年9月8日]

ベートーヴェンと土方歳三がタッグを組んで事件解決。ありえない（爆笑）。気楽に楽しめるのでお勧めです。