鏡の影

  • 新潮社 (1993年1月1日発売)
3.79
  • (4)
  • (3)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (340ページ) / ISBN・EAN: 9784103831037

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 久しぶりに無心に楽しい読書。ヨーロッパ中世のキリスト教社会を舞台にした凝った昔ばなしのようで、自分の在りようやら現代社会の問題やらに直面させられてうつむくことなく、ストーリーを楽しんだ。異端とか黒死病とか悪魔との契約とか、そういうのが好きなひとにはおすすめ。そうでないひとにはどうかな? ネットでは『バルタザールの遍歴』や『戦争の法』はおもしろかったけど、という不満のレビューが目についた。題材的に万人受けしないということなのかもしれない。

    登場人物たちについていろいろ書いてみたい気もするけれど、ネタバレになってしまいそうなので... 面白かったですよ。

  • うーん、難解です。なんか弄ばれているような感じさえします。異端審問とか宗教革命とか錬金術とか、暗黒の時代のお話ですね。

  • 全体的に薄暗く、常に細波のような胸騒ぎがする、まだ火炙りの刑がある時代のヨーロッパのお話。
    主人公のヨハネスは、「世界を変えるためのただ一点」を探し、得体の知れない美少年と旅をします。

    前半は、キリスト教や歴史の知識がないためか、ん?と思うところもあったのだけど、後半はそんなことが気にならないくらい引き込まれた。特に、長年、命をかけて探し求めてきたものが手に入った後のヨハネスの変化は何度も読み直してしまっ

  • めちゃくちゃ面白い!!
    なんで今までこの本を敬遠していたのだろうか。佐藤亜紀サイコー!!
    宗教、哲学、生死、欲望の問題を中世を舞台に描ききってます。
    必読‼️

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1962年、新潟に生まれる。1991年『バルタザールの遍歴』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。2002年『天使』で芸術選奨新人賞を、2007年刊行『ミノタウロス』は吉川英治文学新人賞を受賞した。著書に『鏡の影』『モンティニーの狼男爵』『雲雀』『激しく、速やかな死』『醜聞の作法』『金の仔牛』『吸血鬼』などがある。

「2022年 『吸血鬼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤亜紀の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×