- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103834069
感想・レビュー・書評
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なんだかそっと気づいたような、思い出したような思いがたくさん見つかった本。沖縄へ行きたくなりました。
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宿の車が迎えに来てくれたのを、家族みんなで確認した。あ、あそこに見えてる、本当だ、宿の名前が見える、そういう感じではしゃいで指さした。スピードを落とす船のデッキから、島の港が見えてきた。波は静かにゆらめき、真っ青な海の色をきわだたせた。
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12.04.20
沖縄にまつわる短編集。さらっと読める。よしもとばななってかんじの話 -
沖縄を舞台にした短編集。旅行者の視点というのが新鮮。表題作「なんくるない」が好き。
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たしかすごい共感する部分があってどっかで泣いた!
よしもとばななすきだなって思った -
沖縄すきだから読んでみた。coccoの強く儚い者たちが流れる~♪
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あたたかくて優しいお話だった☆ 「なんくるない」がいちばんすき。 沖縄行きたくなった!
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ひさしぶりのよしもとばなな
読みながら 泣いちゃった。
ばなな読むと 泣けちゃうからヤダ。
好き だけど きらい
だって 感受性強いと 優しいと
現実社会 生き辛い
だから なんくる 読みながら 癒される -
ちんぬくじゅうしいはすき。他は、うーん。特に表題作は好きになれなかった。お気楽で社会とは切り離されて、場の流れでなんとかなるさって感じで。それを沖縄らしさとして表現したのだろうけど、私はそれをばななさん世代の感覚として捉えてしまって、しらけてしまった。ああ、上の世代はこんな考え方なんやな、しあわせそうでええこっちゃな、って。ばななさんの作品は昔の方が好きかもなあ。