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Amazon.co.jp ・本 (332ページ) / ISBN・EAN: 9784103856023
感想・レビュー・書評
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個人的に色々な発見があって興味深かった。
「晩春」で原節子(と宇佐見淳だったか?)らが海岸でデート(?)するシーンがある。乗ってきたのであろう自転車のそばに二人がすわって話をしている。向こうに江ノ島が見える。笠智衆・原節子親子は鎌倉在住という設定なのに、海に向かって左側に江ノ島があるのはおかしいな、と常々思っていた(脚本でも鎌倉の海岸となっていた)。同書によると、小津の映画に現れる海岸はすべて茅ヶ崎でロケされているのだそうだ。「晩春」のラストシーンで一瞬写る海、「戸田家の兄妹」の海岸(設定上は鵠沼)のシーン、「早春」で池辺良と仲間が134号線をハイキングするシーンもすべて茅ヶ崎なのである。何故、茅ヶ崎の海なのか?という点も同書で言及されていて、なるほどと思った。
茅ヶ崎在住の文化人、有名人についてにも触れられていて、発禁本の研究で有名な斎藤昌三が晩年茅ヶ崎に住んでいたとは初耳で、驚いた。
それにしても、「茅ケ崎館」ではなく「茅ヶ崎館」が正しい。この間違いは何とかならないものか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
茅ヶ崎駅にほど近い「茅ヶ崎館」を軸に、巨匠の戦後の生活を描いたもの。今も営業しています。
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