私の愛する憩いの地

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103870012

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  • 2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載

  • 読書録「私の愛する憩いの地」3

    著者 兼高かおる
    出版 新潮社

    P10より引用
    “北極といわず南極でも、もはや死を賭しての忍苦や辛苦の冒険
    をしなくても行けるところになりました。さほど日数をかけなく
    ても、この上ない感動や感銘、陶酔、心のたぎり、安堵が得られ
    るお薦めのリフレッシュツアーといえるのです。”

     目次から抜粋引用
    “北極
     イスタンブール
     ノーフォーク
     スル海
     世界の温泉”

     世界中を旅して回ったフリーライターである著者による、心に
    癒やしを得られそうな場所を紹介する一冊。
     北極から温泉まで、穏やかな文章で写真とともに綴られていま
    す。

     上記の引用は、北極を紹介する章での一文。
    確かにツアーが出来上がっているのなら、冒険はしなくていいだ
    ろうと思います。冒険して目指すのと違って、日数が少なくて済
    むであろうことも納得です。しかし、極点まで一泊や二泊で行け
    るわけもなく、毎日勤めたりしなければならない人には、高嶺の
    花なのではないでしょうか。仕事を維持したままで、長く休める
    人は幸運なんだと思います。まぁ、時間は自分で作り出すものだ
    という人もおられるでしょうが。
     自分の思い通りに時間を使えない方には、この本のような紀行
    文や旅行記はありがたいものだなと思います。

    ーーーーー

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著者プロフィール

1928年、神戸市生まれ。1959年から1990年まで、テレビ番組『兼高かおる世界の旅』(TBS系)をナレーター、ディレクター兼プロデューサーとして製作。取材国は約150か国、地球を約180周、1年の半分を海外取材に費やした。1986年から2005年まで、「横浜人形の家」館長を務めた。外務大臣表彰、菊池寛賞、文化庁芸術選奨、国土交通大臣特別表彰など受賞多数。1991年紫綬褒章受章。現在、日本旅行作家協会名誉会長、淡路ワールドパークONOKORO「兼高かおる旅の資料館」名誉館長、東京都港区国際交流協会会長などを務める。著書に『わたくしが旅から学んだこと』(小学館)他多数。

「2017年 『わたくしたちの旅のかたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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