- 本 ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103970040
感想・レビュー・書評
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怖かった度★★★★(最高は★5)
ひまわりめろんさんが苦手ホラー克服のために本友さん推薦本を読みまくる『魁ホラー塾』第八弾はおびのりさん(代)推薦の『残穢』です
はい、休んでました
ホラー休んでましたが何か?
だってお盆期間中ホラーとかマジありえなくない?
ありえなくなーい?
だってそこら中にいるわけだよ
そりゃもうお盆中にそこらにいるのは基本的にはちゃんとした人たちだとは思うけど
祟ったりはしないちゃんとした人たちがほとんどだと思うけど
はっきり言ってこんな時にホラー読むなんてただのお馬鹿さんよね
いや、今読んでこそでしょ!って思ったあなた!ほんとお馬鹿さん
怖さ倍増させてどうすんのよ
ホラー好きか!
はい『残穢』です
いやーヤバいです
こいつはほんとヤバい
小野不由美さん初読なんですが、読み始めて2ページ目で、え?この人天才?って思っちゃいました
だってもう怖いのよ?たいしたこと書いてないのにもう怖いんよ
ドキュメンタリー(風?)ということで、怪異な現象をただ調査していくっていうね
もうクライマックス的な、ギャーーーー!なんて全くなく淡々と進んで淡々と終わるんだけど
ずっと怖いのよ
この文体なんよね
相変わらず具体的にどこがどうとか書けないけど、確実にこの文体がずっと怖いを意図的に演出してるのよ
これが小野不由美さんってたまたま怪談話に合った文章を書く人なのか、怪談用にかき分けてるのか、特に今回はドキュメンタリーなのでそれに合った感じにしてるのか
確かめずにはいられないのよ!
でも、小野不由美さんでホラー以外って『十二国記』になっちゃうんかな?
うーん、長い
あ、あと平山夢明さんが有能すぎて笑った
いや笑ったら失礼か、すんまそん
あと、ちゃんとした人たちってなんだよ!っていうね
よっしゃー!
最終回『黒い家』いくぜー!
でででで、でで、でで、でででで、でで、でで(エガちゃんの登場曲『スリル』で!)詳細をみるコメント28件をすべて表示-
ひまわりめろんさんあ、あと肩が重いのは加齢ですあ、あと肩が重いのは加齢です2023/08/24
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ゆーき本さん旦那さんとの喧嘩は犬も食いません(U´Д`)ワン旦那さんとの喧嘩は犬も食いません(U´Д`)ワン2023/08/24
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ひまわりめろんさん⊂゚U┬───┬~⊂゚U┬───┬~2023/08/24
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読者から怪異、怪談の情報を集めるという事は昔からありますが…
ある作家と情報を寄せた読者が調べていくというストーリー。文章もルポを読んでいるようで淡々と進み新たな情報を得て人に会い、更に関係する人も場所も広がりを見せる。作家も依頼者である読者も怖がる事なく淡々と…である。
淡々が怖い!!
文中にあるようにまさに感染…調べるだけで危ないですよ…大丈夫ですか⁇と何度も出てくる。
読んでるわたしも感染するんじゃないか?
と読み進めると思い始めてしまう(꒪⌓︎꒪)
特定の人や家に祟るならまだ大丈夫!
土地って言われたらヤバいです。
我が家は住宅用に田んぼを埋めた土地ですが、本当に田んぼ?実家は?旦那の実家は?戦後?戦前まで遡っては?旦那の親戚はちょっと不幸多くないか…
なんて考え出したら怖い!怖すぎる(゚-゚*;)(;*゚-゚)
わたくし大抵の事は信じてます。
幽霊、妖怪、UFO、妖精、緑のおじさん笑
あり得ないと解明できないんだもの…
あったっておかしくない!!
だってUFO見たんだもの!!
絶対ウソって言うあなたがおかしい(´^`)プイッ
今リビングのソファベッドで寝てるんですが、廊下を挟んだ和室に亡くなった義父が寝てたんですね。
夜中に何度もトイレに行くたび廊下を歩いてました。
亡くなった後に廊下を歩く気配が……
お爺ちゃん!ヤメテ!!
夜この本読めないから3日もかかってしまったじゃないか!!
とりあえずお盆の墓参りはしっかり拝んでおきましたけど(。>ω<)ノ
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2023/08/29
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緑のおじさん???
知らない方ですね。
緑色のズボン穿いていって「どこでそんなの買ってくんだよ」って仲間内からツッコまれたことならありま...緑のおじさん???
知らない方ですね。
緑色のズボン穿いていって「どこでそんなの買ってくんだよ」って仲間内からツッコまれたことならありますが。
どうやらセンスがおかしいらしい(笑)2023/08/29 -
2023/08/29
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住んでいるマンションで、奇妙な体験をする。
畳を擦る音。
人の気配。
事故物件とは聞いていないが、気になり過去を調べ始める。
常に人が入れ替わり、一年以上も住んでいる人はいないほど。
他の部屋の状況。
マンションが建つ以前の土地から調べ始め、離れて行った人を探し、過去を辿る。
「死」は、穢れとなり伝染して拡大する。
それは、土地に根付き、二重に汚染される。
そこに人が住まうとその者は死穢で汚染される。
その者が、死亡すればその家は三重の死穢が残る場所へと…。
死穢に感染した人が別な場所に移動するとそこにも残穢が…。
まるでループのように。
土地のお祓いをするのは、充分に必要な意味のあることなのだ。
祟りや呪いを信じるかと問われても私自身よくわからないのである。
信じていないとは断言できない。
霊能者がいるかぎり、何かあるのではと思うから。
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こんばんは、湖永さん。
私も残穢読みました。映画も観ました。原因を探っていけばいくほど私はどんどんわからなくなってしまいました。結局、何が...こんばんは、湖永さん。
私も残穢読みました。映画も観ました。原因を探っていけばいくほど私はどんどんわからなくなってしまいました。結局、何が原因なの、って感じでした。でも一つ言える事は、「触らぬ神に祟りなし」です。
私はこういうのは半分信じて半分信じないって感じです。私はテレビのホラー特集が好きで観ますが、全く信じてないと観ないと思います。どこかで信じてるのがあるから観るんだと思います。
話は変わってしまいますが、私は小学生のときはりぼん派でした。2022/06/14 -
こんばんは、メイさん。
そうなんですよね〜。
気になってしまうのは、やはりちょっとは信じてしまっている自分がいるからでしょうね。
だからこ...こんばんは、メイさん。
そうなんですよね〜。
気になってしまうのは、やはりちょっとは信じてしまっている自分がいるからでしょうね。
だからこそ、気になって本も読んでしまいます。
2022/06/14 -
2022/06/14
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30年近く前に小野不由美さんの悪霊シリーズを手に取ってから私の読書人生は始まった気がする。
なのに珍しくハマれない。淡々と読み進み怖さもあまり感じられない…なんだろう、読むべきタイミングが今じゃなかったのかも…
心に余裕があって小野さんの世界観にどっぷり浸かれる時にまた読み直したい! -
怨みを伴う死は、穢れとなる。穢れは、怪異となり伝染し拡大する。
コロナ禍の今と重なりジワジワと怖くなりました。自分が住んでいる所は、大丈夫だろうか!? -
「我々がいま住んでいるこの場所、
そこには確実に過去の住人がいたはずだ。
前住者の前にはさらに前の住人がおり、その前にはさらに以前の住人がいた。
原野だったという段階に辿り着くのだろうが、そこに至るまでにどれだけの人間がそこに住み、どんな人生を営んでいたのだろう。」
フィールドワークで聞き取りを行ううちに
確信に近づいていくワクワク感が民俗学の研究のようで面白かったです。
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幽霊も祟りも信じていない。なのに「縁起でもない」という言葉には心が揺れる。合理的説明のつかない「何か」が、現象と現象を結び付ける。そういうことならあるような気がする。理屈ではなくそう感じる
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怖いから夜には読めない。でもおもしろくてどんどん読み進める本でした。
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小野不由美の作品





