- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103971030
作品紹介・あらすじ
それがどうして始まったのかは分からない。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか、手違いなのか。私たちは何度も出会っている。結ばれることはない。でも、離れた瞬間から、会う瞬間を待ち続けている-生まれる前も、死んだあとも。あなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。いつもいつも。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ。いつも、うれしかった。覚えていてね、わたしのライオンハート…。いま最も注目を集めている作家・恩田陸が贈る心に響くラブ・ストーリー。
感想・レビュー・書評
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時間ものということで期待したけれど、舞台設定とストーリーが今ひとつ肌に合わず消化不良でした。
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むずい。
最初に、年代が書いてあるのでそれを見ながら、電卓で何年後?何年先?って考えながら読んだ。
1章ごとに、エリザベス・ボウエンと、エドワード・ネイサンが出てきます。
2人は時空を超えてひとときだけ出会える、運命の人。会いたい、会えたら嬉しい。
でも、出会うまでは忘れてる。
別れたらとてつもなく寂しい。
しんどいよなーと思った。
一瞬しが会えない運命の人、絶対別れる。
けど,愛おしい。
それは,とてつもなくしんどいわ。
でも最後の「記憶」は少し救いがあったかもしれない。
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「読みづらかった」ってのが第一声かな。
ただ、話的にはよくできてるし、第一章を読み終える頃には話の流れがわかった感じになりました。
歴史に疎い私にはむずかしいけど、この作品を読み込めるようにもっと本を読まないといけないと思いました。 -
雰囲気的には好みなのですが、ちょっと私には難解でした。
エリザベス女王の時代背景を知ってたので、その章は理解しやすかった。 -
時代がアッチコッチ飛んで
理解するのに時間がかかる
なんとも切ない恋? -
時空越えプラトニックラブストーリー
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時空を超えたラブストーリー。
しかも憑依系?なのかな?
LOST的に言うとアンカーはハンカチ。
エドワードとエリザベス。
一応 輪廻の輪は閉じているのでしょう。
あぁ、ケイト・ブッシュのライオンハートの歌詞そのままなのね・・・ -
「いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ……。」
17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。
時を越え、空間を越え、何度も出会い別れる男女の話。
ファンタジー、異色の恋愛小説。
結局なんだったのか、私には合わなかった。
(図書館)