夜のピクニック

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6062
レビュー : 1161
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103971054

感想・レビュー・書評

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  • ドキドキするような付箋がいくつか張られていたけれど、回収がなんとなく予想のつくようなものばかりで、特に驚きなどはなく、終わってしまった。対象年齢が少し低めに設定されて書かれているものなのかな、と思わせるようなありきたりなハッピーエンドだったので、個人的には好きな物語ではありませんでした。特に心理描写や風景描写で魅せるタイプのものでもなく、ストーリーが重視される物語であると思うので、退屈だなと感じる人と、甘酸っぱい青春を感じさせていい!と感じる人で分かれる気がします。

  • 高校生最後のイベント、歩行祭。その日、貴子はある決意を持って歩行祭に臨んでいた。
    舞台は歩行祭当日の朝から翌日の昼まで。登場人物達はひたすら歩いて話す。それだけなのに、この世界にすっかり引き込まれてしまった。自分の中での特別な一冊です。

    • koshoujiさん
      舞台は歩行祭当日の朝から翌日の昼まで。
      登場人物達はひたすら歩いて話す。
      それだけなのに、この世界にすっかり引き込まれてしまった。

      ...
      舞台は歩行祭当日の朝から翌日の昼まで。
      登場人物達はひたすら歩いて話す。
      それだけなのに、この世界にすっかり引き込まれてしまった。

      そうなんです。私も同じでした。
      たったそれだけの話なのに、何故にこれほど感動するのか、不思議です。
      恩田陸、恐るべし。としか言い様がありません。
      2012/03/18
  • 少し前のことだけど、恩田陸の『夜のピクニック』を読んだ。
    とても人気のある作家さんの作品。

    内容は、まる一日(夜中も含む)をかけて80Kmをただひたすら歩くという歩行祭というイベントを舞台に、高校生の青春群像劇が展開されるというもの。
    そこそこ厚い本なんだけど、全編通して歩行祭だけで描ききっているのがすごいと思った。
    ただ歩くだけなのに、面白い。

    学生時代というのは貴重な時間だと、読みながら思い返していた。
    僕はこの本の主人公達のようにモテたりはしなかったけど、それなりに楽しい思い出がある。
    大人じゃないから味わえる気持ちとか。

    歳をとることは悪いことじゃないけれど、時々若さがうらやましく感じることがある。
    やっぱり若くなきゃ感じられない空気感ってあるんじゃないのかな。
    気持ちだけはいつまでも若いつもりなんだけどね。

  • 夜通しで歩くことはとても大変だ。自分でも長時間歩いたことがあるが、6時間くらいが限界というところだろう。一晩歩けるのは若いからだろう。集団行動になるとはしゃぎすぎるやつ、確かにいたなと思う。また、本書でかかれたような、大人のような一面を友人に見つけたこと、昔を懐かしく思い出す。誰かの策略にかかったのか、兄妹のわだかまりがなくなったのか、歩行会がゴールしたからなのか、最後には少し爽快感があった。

  • 高校3年生に読んで欲しいです。
    できれば12月くらいに。

    青春だな〜と思いながら読んでました。
    視点転換が多いなと感じました。

  • 読後感の良い作品だった。ひたすら歩行祭で、途中で飽きそうだったけど、貴子の秘密がわかってから入り込めた。青春っていいなぁと思った。

  • 話題になった本を続けて読む。まごうとなき青春小説。
    感銘も感動もしなかったけど、それなりに面白かった。

    随分と年をとったせいか、読んでいて、小っ恥ずかしい気持ちになる。
    まさに、貴子のいうところの『いたたまれない』感じにも似ている気持ち。
    せめて、ギリギリ30代で読めば、もう少し何かしらの感情も沸いたのだろうか?
    忍のいうところのタイミングが悪すぎた。

  • 青春してみたいなぁと思った。

  • 高3のざ・せいしゅん。夜中に歩く楽しさは満点。

  • 本屋大賞でハードルが上がってしまったのだろうか。最後は良かったが、単調に進み、会話中心でストーリーが進み。うーむ何か盛り上がりがあるのかなぁ、と思いつつ終盤へ。もう少し何かあれば・・

著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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