夜のピクニック

著者 :
  • 新潮社
3.77
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本棚登録 : 6062
レビュー : 1161
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103971054

感想・レビュー・書評

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  • とてもおもしろかったです。

    ひたすら歩くだけの歩行祭のなかで、いろんな思いがかけめぐります。
    青春っていいな。
    とても素敵な作品でした。

  • 青春だなぁ〜(笑

    なかなか複雑な関係の2人。この話必要?って思いながら読んでたエピソードもちゃんと回収されほっこりしながら読めました。

    自分にはこんな濃密な友人関係も出来事もなかったので羨ましく思いました。

  • こういう一夜物語すき。青春がキラキラ。

  • 4.4
    さすが本屋大賞
    面白かった。
    類を見ない視点、引き込まれました。

  • ミステリー作家さんだと思っていたのでそういう内容を期待して読んだところ、そうではなかった。

    舞台はある高校で行われる24時間の歩行祭。
    物語は異母兄妹である融と貴子の目線で交互に描かれる。
    途中までは2人やその友人関係などが淡々と書かれていて、私には合わないかなと思ったが、中盤からの展開とテンポがよく、後半はとても引き込まれてあっという間に読了した。
    気付けば私は2人の成り行きをハラハラしながら見守っていたし、友人達の性格もしっかりと出来上がっていて見事だなと思った。
    最後だけが主人公の2人のどちらの目線でもないというところもよかった。

  • こんな行事あったらちょっと嫌だなw
    って思って読んでみた。
    この歩行祭を通して高校生それぞれの思いが交錯する。
    一番キーパーソンだったんじゃないかっていうのは
    杏奈。そして彼女のおまじないだろう。
    終わり方もすっきりと大団円で青春を感じる一冊だった。

  • 「夜のピクニック 」
    恩田陸


    高校3年生の秋。
    主人公、西脇トオルと甲田貴子は、ある共通の秘密を抱えたまま、半年後に卒業を迎えようとしていた。
    そんな折、高校生活最後の学校行事「歩行祭」がやってくる。
    朝8時から翌朝の8時まで、昼夜を問わず、ひたすら歩く。
    仲の良い友達と話したり、好きな人に近付いてみたり、犯人探しをしてみたり、 ただ歩くには有り余るこの時間を使って、 みんなそれぞれ、最後の思い出づくりをする。
    そんな中、貴子はこっそり、小さな賭けを仕掛ける。
    その小さな賭けが、やがて大きなきっかけになることを、ふたりは、まだ知らない。

    80キロにも及ぶ道のりを、ただ歩く。
    それだけの場面設定なのに、驚く程ドラマチックで、心が揺れる。

    子どもでも大人でもなく、ただただ繊細だった。
    きっとあなたも、あの日々を思い出す。


    以下、内容(「BOOK」データベースより)

    夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして一夜を過ごす。そんななか、貴子は一つの賭けを胸に秘めていた。三年間わだかまった想いを清算するために―。今まで誰にも話したことのない、とある秘密。折しも、行事の直前にはアメリカへ転校したかつてのクラスメイトから、奇妙な葉書が舞い込んでいた。去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る―。

  • 初めて恩田陸作品を読んだ。
    高校生特有の微妙な感情の動きが面白かったし共感できた。
    若いうちに読んでおきたい一冊。
    個人的に忍が最高(笑)
    後々恩田陸作品の中でも読みやすい方だと思った。

  • ん~、読んだ!ってゆう達成感!

    初めて恩田陸読んだ。
    文ひとつで情景が頭に浮かんでくる。
    うーん、自分の妄想力が豊かなのか恩田さんの文章が素晴らしすぎるのか。

    高校の修学旅行にかわる行事。
    金曜の朝から土曜の昼までかけて行われる長い長い歩行祭。

    父親の浮気によって同い年の異母きょうだいがいる男子校生。
    同じ高校に通い、最後の年には同じクラスに。関わったりなんかするもんか。
    そんな視線が嫌で、だけどホントは話してみたい。でも無理無理。だけど、もし、この歩行祭中にひとことでも話が交わせたら…と賭けをした女子高生。

    たった一日、歩き通すこと。
    そこには友だちも家族も、恋だって、なんだって詰まってる。
    長い長い最後のゴールまで辿りつけたとき、それは明日へとつながっている。

    あぁ青春。

    文章の中にもあった
    「しまった。タイミングを外した。この本をあのとき読んでいれば、今の自分を作る大切ななにかになっていたはずだ。」
    まさしくそれ。

    もっと早く、中学、高校のときに読んでおきたかった一冊‼
    悔しいな~。

    そんな感じ。

  • 読みやすい。
    ずっと読んでても疲れなかった。
    なのに読み終えると自分も80キロ歩いた気になった。

著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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