歩道橋シネマ

著者 :
  • 新潮社
3.04
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本棚登録 : 928
レビュー : 94
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103971122

作品紹介・あらすじ

ぞっとするほど美しく、息を呑むほど恐ろしい。恩田陸の“最新型”がここにある。とある立てこもり事件の証言をたどるうちに、驚愕の真相が明らかになって……(「ありふれた事件」)。幼なじみのバレエダンサーとの再会を通じて〈才能〉の美しさと残酷さを流麗な筆致で描く「春の祭典」、ある都市伝説を元に、世界の〝裂け目〞を描出させた表題作ほか、小説の粋を全て詰め込んだ珠玉の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「歩道橋シネマ」 恩田陸(著)

    2019 11/20 初版 (株)新潮社
    2020 6/2 読了

    短編集とは知らずにジャケ買い。

    制約された題材の中でいかに個性を出すか?
    そうやって読むと面白いけど…

    やはりなにか物足りないです。

    筆者がネタバレと表現しているあとがきを読んだ後に読み返すと味わいも深まりそう。

    恩田陸ファンなら買ってもいいかなぁ…

    美しい装幀はちょっと見もの。
    帯は褒めすぎ!

  • 恩田陸はビッグプロローグの天才で、本書でも、柊と太陽とか春の祭典とか、魅力的な冒頭が多数。あと、あまりりすとか怪談も充実している。恩田陸は長編の方が断然いいけど、本書は粒揃いでレベル高くおすすめ。

  • 恩田陸さんの最新作!昨年の「蜜蜂と遠雷」、先日読んだ「祝祭と予感」みたいな傑作長編とは違って、細かめの短編集でした。

    恩田さんらしくジャンルがバラバラで統一感なし。印象に残ったのが「逍遥」「楽譜を売る男」と「柊と太陽」。今思えばどちらも笑ってしまえる作品だな。「

    球根」「降っても晴れても」や「ありふれた事件」も不思議ワールド。

    まぁどの物語も面白いけど、全体的にやや物足りなさが残るのは短編集だから仕方ない。あと少し過去作品との絡みもあり。

    にわか恩田ファンには楽しめるかどうか?あとがきを読みながらだとよく分かる。

  • サラサラっと読める短編集(^^)あとがきを読んでから読むと二度楽しい!はず…(図書館本だから、二度読む時間がないけど(-_-;))いろんな所から集まってきた短編だから「あらっ?読んだことがあるような…(・・;)」と思っている話はきっと読んでいるんだろなぁ(^^;)記憶力が…(>.<)

  • 恩田陸のショートショート?しかし星新一のようにはいかなかったようである、ほとんど流し読みで多少面白いと思うものはあったが、すぐ忘れてしまうだろう。著者は偶にSF物や怪異物を書くようだが、出来はよくない。本道を進んでもらいたい。

  • ホラー系もいけるなあ。いかにも恩田陸らしい話ばっかりだったけどどれだけ読んでも飽きが来ないのがすごい。
    個人的には麦の海〜の校長の話が収録されていて嬉しかった。

  • 短編集と知らずに図書館で借りてしまった
    元々短編小説があまり好きではないので2話で挫折
    ちょっと怖い感じのお話です…

  • 短編小説集。短編だからかもしれないが、自分にはピンとくるものがなかった。
    初めて読む著者の小説は、ベストセラーのような多くの読者が共感しやすい作品から始めた方が良い。

  • 2020/9/3読了。恩田陸の短編集初読。異常な熱暑の昼下がりのソファで、夕食後の軽い疲れを感じてベッドに寝転んで、いつのまにか軽やかにページがめくられて18作品を読み終えてしまった。
    私の好みもあるが、作者の作り込みにはどれも短編、長編に関わらず手抜きを感じられない。
    思ったまま、感じたまま、記憶の中のイメージを
    上手く表現しまとめ上げている。最後に掲載されている『歩道橋シネマ』は、作者の言う通りそんな日常の中に見出される記憶は我々の中にもありそうだ。秀逸。

  • 最近著での短篇集「私と踊って」以来だからか、確かに懐かしい気がする・・・。でも相変わらず短篇もミステリSFホラー各種取り揃えで、面白いんだなあ・・・。ちょいちょい挟まる恩田節。
    書き下ろし長篇なのか!!?な『チューリップ回路』めちゃんこ楽しみだ・・・。
    「麦の海に浮かぶ檻」リアル毒姫やん・・・と三原ミツカズファンは震えた・・・。校長の女装癖にそんな健気な理由が・・・。早く理瀬シリーズの続きも読みたいです恩田先生(強欲なオタク)
    『追憶の五重奏』はなんとなく「ライオンハート」と「夢違」のハイブリッドみたいな感じ??になるんですかね??

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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