いまひとたびの

  • 新潮社 (1994年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (244ページ) / ISBN・EAN: 9784103986010

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人生の死との出会いをテーマにした短編集は、深い感動と共に、登場人物たちの自己抑制を通じて哀愁や優しさを巧みに表現しています。情景が鮮やかに浮かぶ文章は、プロットの緻密さを感じさせ、読者を作品の世界に引...

感想・レビュー・書評

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  • おっさんばかりが続々と出てくるという、実に趣味の悪い本。
    大体熟女って言うと30歳くらいが想定されるような世界もあるというのに、ここでは明らかに50過ぎのおっさんどもがメインなんだから、もうどうすんのって話よ。
    しかし人生の最後に向かうにあたって、どうすりゃ良いのかを教えてくれるのかも。
    なんとも現実的な世界を描いてくれた国子さんの話が一番良かった。切ないわ。

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5580380.html)
    (収録作品)赤いバス/七年のち/夏の終わりに/トンネルの向こうで/忘れ水の記/海の沈黙/ゆうあかり/嘘/いまひとたびの

  • <font color="#666666"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103986018/yorimichikan-22" target="_blank"><img src="http://homepage3.nifty.com/flat_m3/f/noimage.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a>
    <br clear="left">
    <blockquote><p><strong>泣いた泣けた泣かされた・・・・・
    ただ一直線に愛と死を謳いあげる
    究極の9短編

    向こう岸に歩み去ろうとするあの人。一瞬ふり返って交わす視線と視線。二人で持った心の軌跡が、稲妻のように脳裏を駆ける。もう一度、もう一度だけでも逢うことがかなうなら――。

    現代のヒネクレ者・志水辰夫が、一切のケレンを振り払ってド真ん中に全力投球した九つの熱球、九つの感動!</strong>  ――帯より</p></blockquote>
    表題作のほか、赤いバス・七年のち・夏の終わりに・トンネルの向こうで・忘れ水の記・海の沈黙・ゆうあかり・嘘。

    人生の終わりがうかがわれるようになり、具体的にもそこが視界に入ってくるようになったとき、人はそれからの時間をどう生きるのだろうか、ということをさまざまな形で見せられた心地がする。
    人生を閉じてゆくのは、物語によっては自分であり また親しい人であり、送られる側の覚悟も見送る側の胸の痛みも切ないほど胸に迫ってきて涙がにじむのを止めることはできない。

    意外なことに妻が先立つ物語はひとつもなく、これは思いのほか男性のほうが甘えん坊であることの証明のような気もするし 著者の願いによるものかもしれないとも思わされる。

    これから未来をいくらでもその手で変えられる若い人たちには実感としてわからないかもしれないが、折り返し地点を過ぎた者には 決して他人事ではなく胸に迫るものがあるだろう。</font>

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著者プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

「2019年 『疾れ、新蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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