勝っても負けても 41歳からの哲学

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 174
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104001071

感想・レビュー・書評

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  • んむむむむむ....
    哲学とはなんぞや、ということはわかっておりませんが、これこそがザ・哲学という気がします。
    普遍的な真理を、そうじゃなくて、そうじゃなくて、そうじゃなくて、という形であくまで頭で探っていくような感じ。
    それはとても誠実なやりかたなのだろうと思うのですが....当然、私を導いてはくれないのです。だって、私の「真実」は私が考えないといけないのだもの。
    ああ、哲学ってそうなのかぁ、と思いました。
    (でも、今の私はもっと身体をはっていきたいのです....)

  • 相変わらず、すばらしい切り口で論を展開しているなと思います。とくに政治家がかたる言葉について書かれた論考には、思わず唸ってしまいました。

  • 毎回、同じことをいっているのに、なぜこんなに読んでしまうんだろう。ここが、「知識」と「知」のちがいなのだろうと思う。ソクラテスと対話した弟子たちも、きっと、「毎回、おんなじ議論なのに、なぜ、こんなにワクワクするんだろう」と思ったのにちがいない。

  • 人として生まれて後進に尊敬される年寄りにならなければと思う。一回きりの人生思い切り楽しまなくちゃ損だというのは、ある意味では正しいが、快楽が目的化すると人は馬鹿になる。本当の快楽は、快楽も苦痛も同じことこの世の現象だと見抜き、現象に左右されない賢い人間になるところにある。それが人生の意味なのである。が、若いうちにはなかなかこの真実には気がつかない。この真実を若者に教えることができるのはより賢い人間になろうと考えながら生きてきた賢い年寄りだけなのである。そういう年寄りに私はなりたい。

  • 久しぶりにこのような本を読んだけど、あらためてもっと考えることをしたいと思った。

  • 2011.10
    勝っても負けても
    顔は見えると言えない言葉は感情の言葉だが顔が見えないと言えない言葉は理性の言葉
    人を見て法を説け
    縁なき衆生は度し難し
    本当の自由とは自分からの自由である
    己を超えた或る存在 天才は才能によって天と直結している

  • 「41歳からの哲学」の続編だが、こちらから先に読んでしまった。池田さんの著作を読むのは「帰ってきたソクラテス」に続いて2冊目、前回よりちょっとわかった気がした。もっと読めばもっとわかる気がした。

  • このエッセイ、面白い!

  • 2008年6月18日読破

  • 07年12月19日購入

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著者プロフィール

池田晶子(いけだ・あきこ)
1960年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。文筆家。
専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して、多くの読者を得る。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、生死の大切さを語り続けた。2007年2月23日、没。
著書に、『14歳からの哲学―考えるための教科書』『14歳の君へ どう考えどう生きるか』『新・考えるヒント』『41歳からの哲学』『暮らしの哲学』『人生は愉快だ』『魂とは何か さて死んだのは誰なのか』『私とは何か さて死んだのは誰なのか』『死とは何か さて死んだのは誰なのか』『無敵のソクラテス』『幸福に死ぬための哲学ー池田晶子の言葉』など多数。

「2017年 『絶望を生きる哲学 池田晶子の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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