人間自身: 考えることに終わりなく

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 265
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104001095

感想・レビュー・書評

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  • 池田さんの哲学エッセイは読んでいて心地良いのだが、時に生と死について深く考えるきっかけを与えてくれる。哲学は死と向き合ってなんぼなのかもしれない。
    若くして亡くなる自らを暗示しているかのような最後の章は何ともいえない。

  • まず、最初が自殺のすすめと書いてあって驚いた。
    読んでみるとなるほどと思うことが多かった。
    すごい視点で物事を見てるなと思った。
    哲学に興味が湧いた。
    「存在の謎」を私も考えてみようと思った。

  • 池田さんの短編エッセイ集
    いろいろ考えさせるネタが満載
    いじめ、NHK、天才 なるほど、という視点が得られる。

著者プロフィール

1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。文筆家。専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して多くの読者を得る。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、存在の謎としての生死の大切さを語り続けた。著書多数。2007年2月23日没。

「2022年 『言葉を生きる 考えるってどういうこと?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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