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- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104004089
感想・レビュー・書評
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1998年発行、新潮社の単行本。中山の滅亡から武霊王の悲劇的な死まで。後半は楽毅から離れて公子章の乱が主軸となる。武霊王は戦略眼にすぐれ楽毅の敬服する人物として描かれるが、実際はどうなんだろうか。「胡服騎射」を取り入れたことは有名だが、失策は最後の「公子章」の件だけなのだろうか。楽毅の前半生を中山の将軍と設定したため、武霊王が好敵手として登場するのは当然として、ここまで武霊王の趙の件を長々と書く必要はないのではないだろうか。
備考:初出「小説新潮」1997年9月号~1998年9月号、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012.6
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