古城の風景 4

著者 : 宮城谷昌光

• 新潮社 (2007年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[yattaiさんの感想 · 2011年4月17日]

達筆で勉強にもなるが、いかんせん徳川贔屓ぶりが興ざめ。武田、今川ファンは怒るんじゃないだろうか。

[樹翳さんの感想 · 2008年1月17日]

徳川の城、今川の城となっているが、実際は今川の城が中心で武田がすこし。
城廻の面白さが伝わってくるので日本の戦国好きなら楽しめるでしょう。

著者プロフィール

宮城谷昌光
1945（昭和20）年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91（平成3）年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻（文藝春秋）が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋　湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」