- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104011025
感想・レビュー・書評
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2016年8月11日読了
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スローフードは、反ファーストフードではない。
題名のとおり、スローフードという生き方を問うているのだ、という要の部分がちりばめられている。
イタリアで生まれたスローフードの運動を追っかけて、現代に真摯に向き合おうとしている作者に共感を覚える。
イタリアの風景や人物が見えるような文体は気持ちがいいし、食べることが好きな人はどこも美味しそうな話ばかりだ。
そして、私たちはこれからどう生きていくのかということをすんなりと考えさせてしまう本だ。 -
スローフードの原点とはなんなのか?
ほとんどが旅行記みたいなもの。 -
国分寺カフェスローの吉岡さんが勧めていた本だったので、読んでみました。食を愛するイタリアのスローフードな人たちと著者島村さんの交流記録。イタリアだけじゃなく、日本を含む世界の食文化についての問題点が多くの人たちの言葉で語られていて、「確かに」と何度もうなずきながら読みました。暴力や犯罪の最も大きな要因も食かもしれないし、旬を大事にする昨今の考え方は少し前までは全く逆で、自分の地域にない食材を手に入れるために保存や加工の技術が発達していって、当時の桃源郷は現代に今実現していること、そういった歴史の変遷を意識しない論調になりがちなことを考えさせられました。願わくば、そういう歴史を踏まえた上で僕たちでこれからの桃源郷を思い描いて、そこにさらに近づいていけるといいなと思いました。
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ライフスタイルを見直すきっかけになった
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島村さんの本はエクソシストから入ったので、そういうのが得意なイメージだったけど、
こんな風にイタリアを愛する本もいいですね。
コーヒー飲みたくなるけど、最後まで読むといろいろ考えさせられます。
食事って文化だから歴史の裏の侵略や占領やらいろいろ関わってるのだなと。
これを読んでる間にユーロが激下がったので、イタリアに行きたいです。 -
高校時代に読んだ本。
この本がきっかけで進路が決まった。
シチリアに行きたい! -
「スローフード」という言葉は知っている。でも本当はどんな真意・理念の元に、どんな活動をしているのかは殆どの人が知らなかったりします。
そんな軽い疑問から、イタリア通の著者がスローフード協会本部を訪れ、美味しいイタリアの伝統と、それを守る人たちの話を綴っています。
深く、そして楽しく、時には涎が出そうな一文を交えつつ、食の過去から未来を見つめています。
読み終わった後は、華美では無い、心の篭った美味しい御飯が食べたくなりました。
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スローライフやロハスがこんなにおしゃれになる前の、先駆的な指南書!
食べることって、こんなに素敵で楽しく、自然と人間、人間同士を繋げるものだったんだぁ..!と、本気でイタリアに行きたくなりました。
著者プロフィール
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