きのこ 森の妖精

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784104018048

感想・レビュー・書評

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  • どんなものでも、見慣れてくると透明になってしまうもの?

    きのこを、見ても
    もう私には
    「きのこ」にしか見えなくなっていた。



    森のなかでひっそりと生きているきのこ。

    不思議なかたち。

    愛らしい傘は誰がいちばんかを競っているかのように

    どれもこれも、

    うっとりするほど綺麗な色、いろ、イロ。

    柔らかい桃色、鮮やかな真紅、海の底の様な真珠色…


    詩人が歌を歌いたくなるのもわかる。

    この目に付きにくい美しさは

    このこわれやすい魅力は

    おもねりもせず

    媚もせず

    誰にも見出されずに朽ちてゆく

    だがそれを見守る宇宙の目がある

    どんなにささやかなものも

    見逃さない目が


    谷間の百合が、あれほど美しく咲くわけも、なんだか少しだけわかった様な…。

  • 普段食用にするのとは違う、見た目の綺麗なかわいいきのこを中心とした写真集。
    谷川俊太郎が写真に詩を添えている。
    他の作家の詩や物語の一部が載せられている。

  • 本当に奇麗なものは、人の手が加えられなくても奇麗なまま。
    谷川氏の文章・引用も素晴らしいの一言。

  • きのこの写真と詩。

    幻想的である。小さくはかなげなきのこが多くきゅんきゅんする。

  • きのこ大好き。きのこ図鑑を眺めるのが日課だった日々を思い出しながら、とても癒されました。 きのこたちのサイズをみると2〜5cmのものばかり。息をのむほどの繊細ではかない芸術作品のようです。

    わたしはとくに、宮沢賢治さんの『ありときのこ』、北杜夫さんのハキリアリのお話が良かったです。
    ワインにソムリエがいるように・・・の詩も。

  • 暗闇に浮かびあがる艶やかなきのこは深海で漂うクラゲのよう。

  • きのこの写真集に谷川俊太郎氏の詩が加わったとなればすばらしいに決まってるじゃ〜あ〜りませんか!
    特にめずらしいきのこが集まっているわけではありません。例えば庭のすみにひっそりと生えている名もない(亜種が多すぎてはっきり名前がつけられないのだとか)きのこの美しさ。
    何気なくありふれた言葉でつづられた詩の美しさを堪能してください!

  • 2007.6月読了。きのこについての文献?や詩が載っていて‥それも惹かれるものがありました。

  • 谷川俊太郎さんのことばもいやされます。

  • 写真の美しさにハッとする。
    きのこ好きだけど、こんなにきれいだったなんて。

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