- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104052028
作品紹介・あらすじ
祖父・幸田露伴、母・文を先達に、春夏秋冬、樹木を見て歩きました。毎日見ている街路樹だけど、この木の名前は何かしら?そんな疑問を抱いたら、「こぼれ種」を拾って育てましょう。どんな芽が出てくるか、お楽しみ!木の一生、花の性質を探訪し、植物と人との深い絆に思いを寄せる心あたたまる連作エッセイ。
感想・レビュー・書評
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まずタイトルにしびれました。「こぼれ種」、青木玉さんの作品。芸術新潮に1998.4から2000.3まで連載、2000.6年刊行の書、23編の上質なエッセイです。読んでて、心が洗われる気がしました。これからも植物と仲良く、園芸を楽しみながら暮らしていきたいと思います。
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ブックカフェえんじゅにて。読みかけ。
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庭の木、母・幸田文が心にかけ続けた木などについてのエッセイ。
写真が美しい。
植物への思いいれの深さは、なんとなく幸田文譲りのものなのかな、と思わないでもない。
飯桐について書かれた文章(「長い道草」)あたりを読むと、やや感傷的すぎる気がする。 -
植物の話がたくさんで嬉しい。
ハンカチノキなど、見てみたい。
草木が好きなので読むのが楽しかったー -
先日入荷した古本から早速購入。ぱらぱらめくると、花や木、布の写真の中に、幸田文さんの写真も散見される。植物への想いがきめ細かく語られるエッセイ。