書かずにはいられない: 北村薫のエッセイ

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 69
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104066094

作品紹介・あらすじ

「この一冊に、時の流れの中に浮かんだ、いろいろな思いを閉じ込めました」。記憶の底の事物や、ふと感じる違和感にも《美しい謎》をみつける作家の日常に、《ものがたり》誕生の秘密を垣間見る―。独自の読みどころを教えてくれる、おすすめ本の書評、装幀の魅力、父の日記、愛猫ゆずとの日々など、1990年代から2005年までの書評と随筆を収録。《時と人》を結ぶ読書の愉悦を共有できる、滋味あふれるエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  •  『読まずにはいられない』の続き、1990~2005のエッセイを収録。

  • 2014年3月新潮社刊。1990〜2005年雑誌等発表のものを収録。本の紹介がお上手で、いくつか書名を抜き書きした。本、ミステリー、身の回りのことと、興味深い話が多く、楽しめた。

  • 北村薫さんおすすめのSF『星を継ぐもの』を読む!(決意表明。笑)

  • 1990年〜2005年のエッセイを収録。
    2005年がもう10年以上前ということに驚愕。。

    この本の中の『ミステリー通になるための100冊
    (日本編)』では「ベスト100作りは学生時代にも
    やりました。100というのは、好きなミステリを選ぶのには
    多すぎず少なすぎず、ちょうどいい数なのです。」と
    どれだけの本を読んでこられたのだろうかとただただ
    感嘆するのみ…。

    個人的には、高野さんの絵じゃなかったら手に取ってなかったかもしれないので、「円紫さんとわたしシリーズ」のイラストを
    手がけた高野文子さんとの交流が読めたのが大きな収穫でした。
    本屋で見かけるたびにイラストの「わたし」に惹きつけられて
    手に取ったのを思い出しました。

  • 15年分くらいの、いろんなところに寄稿した文章なんかもいろいろ入ったエッセイ集。さすがに15年前くらいのだとちょっと内容が古いなと感じることも。。。
    まあ「ちょっと古く感じる」というのはそれはそれで「ああそんな時代なんだな」と興味深くも思えるし、書評なんとかは別に新旧関係なく紹介されるんだろうけど、ちょっとしたパンフレットに寄稿した、くらいだと載った媒体がわからないとなんというかその「空気感」みたいなものがよくわからずに読んでいていまいちピンとこないものがあります。

  • 北村薫さんが、1990年〜2005年にかけて書かれたエッセイを集めた本です。
    書かれている作品の雰囲気だと、原稿用紙に万年筆でというイメージがあったので、ワープロを使って創作されていたのが意外でした。

  • エッセイにはだいぶ以前のものも含まれているので「今とは状況が違う」と時折驚かされた。
    北村さんの小説「スキップ」でも幾つかエピソードになっていたが、我々の生活の色々なことが変わっていくものである。

    北村さんの書評関連の文章はどの本も魅力的に感じられる。
    自分が読んだ本があれば頷き、読んだことのない本には、どんなに面白い本なんだろうか?とおいしそうな料理の写真を見せられた気分だ。

    お子様とのエピソードも飼い猫についての文章も、お父様の学生時代への想いも、優しく温かい。
    また、151ページからの「楽しみの年輪」は、読書の楽しみ、人の想像力と解釈、意味のある学び、年を重ねるごとの楽しみと、若い人に世界を魅力的に見せる。

    個人的には150ページの「島崎藤村全集 推薦の言葉」で『大谷崎や鏡花の本を開くと、どの行もどの活字ひとつも谷崎であり鏡花です。そこに喜びがあります。』と鏡花の名を見て嬉しくなった。藤村の全集のための文章ではあるのだけれど。

  • 読みたい本がいっぱい出てきました。

  • 博覧強記の著者のエッセイ、書評集。
    これを読んでいると、なぜか「時間」の三部作や、円紫さんと私シリーズやその他もろもろを読み返したくなってくる。スキップとかリターンとか・・・ああ!

    長い時間軸にわたって書かれたエッセイが収録されているから、作品名がでてくるからね・・・それが影響しているんだろう。。。

  • 著者が読んだ本の紹介などもされていてどれも読んでみたくなる。

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