玉虫と十一の掌篇小説

  • 新潮社 (2006年10月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784104098071

感想・レビュー・書評

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  • 様々な男女の人間模様を描いた一冊。
    あまり感情移入できる内容ではなかったかな…。
    こういう世界観が好きな人は好きだと思う。

  • サロメのエピグラフに惹かれ、初の小池真理子さん作品読了。猟奇的、愛、欲といった題材なのかしら、ちょっと感情移入しにくかったな(私がサロメに引っ張られすぎたのかも)。登場人物に名前がないのが特徴的で、生々しいのに上品な描写だと思った。

  • 元々描写の丁寧さが好きな作者さんなので、この短編集でもそれが前面に出ていて良かった。描写が綺麗なのに献立ややりとりに生々しさがあってその生活感が好き。不倫ものがかなり多かったなと思う。

  • 名前が出てこない男と女の話。名前が無い分、リアルというか近しく感じられるかもしれません。
    『食卓』はよくある不倫話だけれど、食事の情景が浮かんでそこが普遍さを感じさせます。
    『声』『飼育箱』は不気味さが印象的でした。
    結構好きなのは『死に水』です。老婆と男はこの先どうするのでしょうね。

  • 作者によるとかなりの自信作らしい。
    相変わらず独自の美学が散りばめられていてそれなりに読めるが、美しくまとめすぎてる感がある。

  • 短編集。
    登場人物に名前がないのが、おもしろい。
    後で、また読み直してみたくなる作品。

  • 「死に水」がすき。

  • 図書館にて。
    さすがの貫録、小池真理子!
    どの作品も素晴らしかった。
    特にラストの「さびしい」。
    よくあるテーマであるはずなのに、ラストシーンが心にくっきりと浮かび上がって、消えない。
    小説って、こういうことなんだろうなあ…。

  • 小池真理子は短編小説の天才かと思う。上手いっ。
    もち「恋」とか「欲望」とかの長編も素晴らしいが短編での起承転結の付け方が
    たまらない。
    この本も短編集。それぞれに読み応えがある短編だがラストの「さびしい」は
    心を打たれた。
    こんな恋いはしたくない、出来れば縁がない物にしたい。
    しかし終わり6行を読んで
    この女は良い恋をしていたのだろう…
    だからこそよりさびしい…と切なくなった。
    小池真理子は素晴らしい大人の小説家だ。

  • 男と女の姿を描いた短編集。

    可もなく不可もなくな作品が大半を占める中、「声」が良かった。
    絶望的なラストも◎。

  • 11/18 最後の「さびしい」で救われた。

  • いや〜、これぞ小池真理子ワールド。短編女王。

  • 名前がないのがいい

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小池真理子の作品

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