旅で眠りたい

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 66
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104099016

作品紹介・あらすじ

いつまでも旅で眠り続けたい…。行くと決めたら、何がなんでも行かずばなるまい。終わらぬ仕事を無理やり片づけ、いよいよアジア横断の旅が始まった。台湾、香港、タイ、インド、パキスタンにイラン、そしてアジアの西の果てイスタンブールまで。ズッコケながらの一年間をイラスト入りで綴った、旅の楽しさとアジアの香りがいっぱいの一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 最初の方はおもしろかったのだが、だんだん飽きてきた。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    仕事が終わればいざ出発だ!ようやく東京からアジアを横断する長い旅が始まった。安宿を探して泊まり、仲間ができれば同行し、街が気に入れば沈没し、数々の試練にもめげず、気儘な旅が続く。台湾、香港、タイ、インド、ネパール、パキスタン、イラン、そして終着駅イスタンブールまで。アジアの空の下で眠った一年はとても幸福だった。バックパッカーの教祖が体験したこれぞ旅の醍醐味だ。

    外国にすら行った事が無い上に、全く行きたいと思わないのに何故か旅本が好きで仕方が無いのは不思議なものです。1年も2年も旅を続けるのはとてもじゃないけど無理。日本国内で4か月旅しただけでへとへとでしたから。
    とても面白いのだけれども、奥さまの存在感がもう少し欲しかった。同行しているのにほぼ一人旅のような雰囲気。

  • たしか帯が「あの時旅立てばよかったと後悔してるあなたに」とかいう感じで、ドキッとした。その帯を含めて初版の装丁が大好きな本。

    • 54junさん
      そうそう。質感を含めて「あぁ、本がええなぁ」という本。電子化されても読まないな(笑。
      そうそう。質感を含めて「あぁ、本がええなぁ」という本。電子化されても読まないな(笑。
      2011/12/18
    • papalagiさん
      『旅行人』休刊になっちゃいましたねー。
      『旅行人』休刊になっちゃいましたねー。
      2012/02/06
    • 54junさん
      そうなんよ。思わず最終号買ってしまった。
      そうなんよ。思わず最終号買ってしまった。
      2012/02/06
  • 蔵前さんの1年がかりのアジア横断旅行記。『ゴーゴー・アフリカ』に書かれたアフリカ旅行前章の旅の様子が語られています。ルートは沖縄→台湾→香港→タイ→インドから陸路でトルコまで。

    その飄々とした旅のスタイルと語り口には押しつけがましいところがなく好感が持てます。遺跡が好きな蔵前さんなので遺跡観光の描写多し。ついつい一ヵ所に沈没してしまうところが微笑ましいです。

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著者プロフィール

蔵前仁一
1956年(昭和31)鹿児島県生まれ。旅行作家・グラフィックデザイナー。
慶應義塾大学卒業後、80年代初頭からアジア・アフリカを中心に世界各地を旅する。
個人旅行者のための雑誌、『旅行人』編集長を務め、多くの旅行作家を輩出、
バックパッカーの教祖と呼ばれた。
『ゴーゴー・アジア』や『ゴーゴー・アフリカ』(ともに凱旋社」)をはじめ、
『旅で眠りたい』(新潮社)、『あの日、僕は旅に出た』(幻冬舎文庫)、
『よく晴れた日イランへ』(旅行人)など著書多数。

「2018年 『テキトーだって旅に出られる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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